さまざまな撮影場所で活躍する【コスプレ小道具15選】

コスプレ撮影の際ばっちり決まった写真にするために、小道具は欠かせません。
しかし、煙草やガラス製品、刃物などは火を使ったり、大怪我や割れてしまったりする恐れがあり、あまり撮影向きではありませんよね。

今回は、安全にかつキマった写真に仕上がる小道具をご紹介していきます！

代用品やフェイク品を使った方が良い理由

まず大前提として、イベント会場にしろロケ撮影にしろ特別な場所でない限りは火気や危険物、割れ物の持ち込みは厳禁です。
刃物を持ち込まないにしても、場所によっては小道具の長さ制限が設けられている所もあります。
一般の方の目に触れる撮影場所もかなり増えてきた事もあり、コスプレを楽しむ際は小道具にも配慮しなくてはいけません。
「振り回さないし、一枚撮るためだけ！」という理由で制限を無視したり、ライターを使用するといった行為はマナー違反です。

危険物（武器や使い方を誤ると事故に繋がるもの）は、例え模造品でも第三者から見れば恐怖を覚えるもの。
コスプレに馴染みのない方なら尚更異様なものに感じる場合もあります。
こういったマナー違反で会場やロケ可能な場所が減ってしまう事も実際にあるので、撮影に使用する小道具には十分配慮をしましょう。

フェイクでも超絶リアルなコスプレ小道具15選

でも今日のキャラクターにはどうしてもこの小道具が必要…。
そんな時に使えるアイテムはこちら！

フェイク煙草

フェイクの小道具の中でもかなりメジャーなアイテム『フェイク煙草』。
非喫煙者で、撮影のために本物を買うのはちょっと…という人にもうれしい小道具です。
使い回せるのはもちろんの事、火傷や灰が出るといった事もありません。
コスプレアイテム専門ショップなどでも取り扱っており、煙が出るタイプもあります。
しかし、煙を出すことがためらわれる場所も多いので先端が赤くなっているだけのものを選ぶのが無難です。
どうしても、煙を出したい人は無料の画像加工アプリやソフトなどでも後付け出来るので、特に重視しなくても問題ありません。

アクリルアイス

ガラスの欠片や鉱石の破片などに使えるのが『アクリルアイス』。
100円均一でも種類豊富に販売しているお店があるので、好みの形や大きさ、色に合わせて選んでみてください。
また、透明なので光を通すこともあり、ストロボなどの光源を上手く使って撮影するとファンタジーに最適な雰囲気を作り出すことも出来ます。
本物のガラスの破片や欠片は怪我の危険がありますが、アクリルアイスであれば持ち運びも扱い方も簡単かつ安価で手に入ります。

フェイクの舌

ちょっとグロテスクですが、作品によっては大いに活躍するのが『フェイクの人体パーツ』です！
フェイクの舌は長い舌や、舌にタトゥーやピアスがあるキャラクターのコスプレの際にも便利です。
また、オリジナルのコスプレの際に顔などに貼るのも良し。
貼る時は付けまつ毛の糊などがオススメですが、肌荒れしやすい人は要注意です。

フェイク手足パーツ

フェイクの人体パーツで更に汎用性が高いものが『手足のパーツ』。
血糊を使用すればかなりリアルなアイテムに。
ダークな作品やバトル物の撮影に使用できます。
また、塗装をして床に設置するとホラー表現も可能です。

ダミーナイフ

短剣を持っているキャラクターで重宝されるのが、刃がゴム製になっていて安全な『ダミーナイフ』です。
このまま小道具として持つだけでもOKですが、キャラクターに合わせて塗装や装飾品を付けることも可能です。
元がナイフの形をしているので、特殊な形状のナイフでなければそのまま基盤としてアレンジもできます。

ダミー銃

アレンジが出来る小道具武器をもう一つ『ダミー銃』。
軽くて片手で構えやすい玩具の銃です。
目当ての色の銃が見つからなくても簡単にスプレーで塗装が出来、持ち運びも簡単。
100円均一でも取り扱いのあるお店もありますが、最近はラインナップが変わっているようなのでネットショップから好みのものを探す方法が確実かもしれません。

チュール布

幻想的な雰囲気の写真には『チュール布』がオススメです。
ストロボやライトで背後から強い光を当てるとぼんやり発光して柔らかい雰囲気や神秘的な写真に仕上げられます。
色の種類も豊富なので、布屋さんで好きな長さを選んでみたり、撮影スタジオなどにも置いてある場合もあるので試してみるのも良いでしょう。

割れないグラス

割れ物は持っていけないけど乾杯シーンや飲んでる1枚が撮りたい時は『プラスチック製のグラス』がオススメ。
形はシャンパングラスやワイングラスを模していて、落としても割れにくいので会場に持って行く時も安全です。
こちらも色んな種類があり、100円均一でも販売されているので好みの形のものを選んでみてください。

ナミダジェル

泣いているシーンだけでなく、汗を表現したい時も『ナミダジェル』はかなり有能！
実際に泣くと肌の色味に影響が出てしまいますし、自在に泣くというのは難しいですよね。
ナミダジェルであれば簡単に涙の表現が可能です。
涙の量も軌跡も好きなように肌に乗せられるので、大泣きシーンや静かに泣く表情まで作り出せるのです。

スポーツ作品のコスプレの時には汗にも早変わり！
案外汎用性の高いアイテムなので是非お試しを。

造花・枝

『造花や枝』は、撒く、吊るす、写真に差し入れる。
様々な使い方が出来て一気に写真のクオリティが上がるアイテムです。
花や樹木の種類を選べば男女キャラクター問わず使用でき、そのキャラクターに合う花言葉の植物を使うと、隠れたメッセージも写真に入れ込むことが出来ます。

フェイク本

本が合うキャラクターだけど実物の本は重すぎる！
そんな時に『フェイク本』であればたくさんの本を積みながら運ぶシーンや、本に埋もれているシーンにとても役に立ちます。
埋もれている様子であればフェイクの本にはページがないので、その中に数冊本物の本を混ぜるだけで雰囲気が出ます。

フェイクスイーツ（食品）

たくさんのお菓子や食べ物に囲まれた写真を撮りたい時は『食品サンプルやフェイクスイーツ』が役に立ちます。
何度も使えて、種類によってはどんな会場でもマッチするアイテムです。
また、小さなグミやキャンディーのフェイクスイーツであれば、食べるシーンだけでなく、顔やウィッグに張り付けて可愛いオリジナルコスプレキャラクターのデコレーションにもなります。

フェイクスマホ・ガラケー

割れたガラケー・スマホが欲しい時、自分の持っている端末がガラケーもしくはスマホではない時、展示用サンプルがおススメです。
かなり安価で手に入れることができ、躊躇いなく傷を付けることも出来ます。

また、水没していくスマホ（ガラケー）の様子も撮影可能なので、自分の持っているガラケーもしくはスマホを使うことが難しい撮影にも大いに役立ちます。

フェイク紙幣

アウトローな撮影など、札束や紙幣が大量に必要な時は『フェイク紙幣』がかなり使えます。
日本紙幣や海外紙幣など種類が様々あり、キャラクターに応じて選ぶことが出来ます。
また、造花と似た使い方も可能で、床に撒いたり、大量の紙幣が舞っているシーンを撮影することも可能。
ただし、裏面が無地やメモ帳になっているものが多いので、後ほど写真加工をするなど後処理が必要になる場合もあります。
撮影後の写真は要チェックです。

サイリウム

アイドルやバンドマン系キャラクターに欠かせないアイテムの一つ。
ライブシーンの撮影時にかなり臨場感と華やかさをプラスしてくれます。
2、3人が数本のサイリウムを両手の指に挟んでカメラに映りこませれば大きなライブ会場での撮影のように表現可能。

少人数での撮影の際は、色んな色を何本か購入し、100円均一などでも販売されているワイヤーネットに結束バンドで固定すれば、サイリウムを持てる人が居なくても大勢の人が何本も振っているような写真も撮影することが出来ます。

アイドルやバンドを応援する光の表現に是非お試しください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はコスプレの際に使えるアイテム15選をご紹介しました。
どれも安全・安価・手軽に、撮影のクオリティを高めてくれるアイテムですが、使用の際は会場のルールを守り、撒いたり設置する時も周囲への配慮を忘れず使用しましょう。
今回紹介した使い方以外にも色々な使用方法が考えられるアイテムたちですので、是非色んな撮影に様々な使い方で楽しんでみてください！
また、いざイベントやスタジオでコスプレを楽しみたいという方には、「コスプレイベントやスタジオ撮影時に持っていくべきメイク周りのグッズ」で、詳しく紹介しているので参考までに見てみてください。