いつもどんな考えでコスプレ撮影会に行くのを決めていますか?
キャラクターや衣装にもよりますが、大きく分けて仲間と一緒に撮影以外でも楽しめる撮影会、もしくは作品写真のためのロケーション重視の撮影会に分けられると思います。
本稿では、仲間と楽しめる、作品重視、その中間の良いとこ取り、合わせて3つの撮影会をご紹介します。
acosta!( 公式サイト)
画像提供:みなみたそたそ(Twitter: @abc74204710)
「撮れる!遊べる!コスプレイベント」がキャッチコピーの「acosta!」が主催するイベントでは、池袋サンシャインシティ(東京)を始め、ビビット南船橋(千葉)、大阪港ATC(大阪)、京都駅ビル(京都)など、コスプレしたまま町中を歩くことができ、一部の飲食店やゲームセンターなどにも入店可能です。
仲間と一緒にコスプレしたまま散策して思い出の写真を残すのはもちろん、カメラマンも多く参加するイベントなので、ガッツリ写真撮影に専念できます。
日本に数あるコスプレイベント運営団体の中でも老舗に入り、渋谷・六本木と並んでハロウィンの風物詩となりつつある「池袋ハロウィンコスプレフェス( 公式サイト)」(2018年は10月27日と28日の2日間開催)の運営もしています。
同様のスタイルのイベントを全国各地で開催しているので、仲間とワイワイ楽しみたいならこちらがおすすめ!
コスプレイベントBooty( 公式サイト)
画像提供:しろ(Twitter: @333_rryo)
「出会う、繋がる、遊べる」がキャッチコピーの「コスプレイベントBooty」が主催するイベントは、コスプレしながら遊べるものから、貴重なロケーションで撮影できるもの2つを取りそろえています。
埼玉・千葉近郊での開催が多く、まちおこしの一環として地方行政とタイアップしているのも特徴です。
<コスプレしながら遊べるイベントを一部紹介>
「川越プール」(埼玉)
「西武ゆうえんち」(埼玉)
「コスプレ大運動会×流山市民まつり」(千葉)
「コスプレフェスタinサンリオピューロランド」(東京)など。
<貴重なロケーションで撮影できるイベントを一部紹介>
お城で紅葉撮影ができる「紅葉ふぇすin行田市」(埼玉県)
本物の電車やホームで撮影できる「流鉄流山線」(千葉県)
四季ごとに桜・紫陽花・彼岸花と表情を変える小学校とその近郊で撮影できる「旧芦ケ久保小学校」(埼玉)
水蓮撮影が出来る「古代蓮の里」(埼玉)など。
とくに自然の花や小学校、鉄道などのロケーション撮影は貴重だと思います。
過去の取材では、混雑にも配慮されていて、ある程度じっくり撮影できる印象を受けました。
ロケーション重視のイベント探しにはこちらがおすすめ!ただし、あらかじめカメラマンを頼んで一緒に参加するコスプレイヤーが多いので、フリーのカメラマンがいると思って参加すると肩すかしすることがあるので気をつけましょう。
コスプレ博inTFT( 公式サイト)
「コスプレ博実行委員会」が主催する同イベントは、コスプレ撮影できるスタジオがまだなかった頃に、撮影機材を持ち込んで白ホリで撮影できることからスタジオ的な機能も果たせるイベントとして注目されました。
暑い日でも寒い日でも、天候に左右されずに撮影できる快適な屋内ホールだけでなく、屋外テラス、シンボルプロムナード公園、水野広場公園など広いエリアで撮影することができます。
開催時間が基本的には9:30-20:00(更衣室撤収時間など含めて)までの長時間であること、通常のコスプレイベントの多くでは持ち込むことができない機材も混雑時以外は持ち込んで使用できることが、コスプレイヤー、カメラマン双方にとって「良い写真が撮れる」メリットになっています。
また、会場内には休憩スペースもあり、無料のドリンクやお菓子などが用意されているので、休みながら撮影ができます。
会場から歩いて数分の東京ビッグサイトで開催される大規模同人即売会(コミックマーケットなど)と同日開催することが多いため、全国から集まったコスプレイヤーがハシゴすることもあり、同窓会のようなノリも感じるようです。
仲間と話す時間を楽しむも良し、良い写真を撮りたいと熱量高いカメラマンに撮影してもらうも良しのイベントです。
ハロウィンが迫っているこの時期、プロのコスプレイヤーの方以外にも一般のコスプレイヤーの方も、さまざまなイベントが開催されますので是非一度コスプレイベントに足を運んでみてはいかがでしょうか?
ライター/日本コスプレ通信(Twitter:@cosply2017)