米国コスプレイヤーのSNS事情

読者の皆さんは、どんなSNSを使っていますか?最近は、コスプレイヤーでまったくSNSを使っていない人は、かなり少ないのではないのでしょうか?
そろそろ、インターネット老人会の会員になりつつある私は、mixi(ミクシー)からSNSを始め・・・サバを読みました。ぱどタウンと前略プロフィールからです。(知らない人は30歳以上くらいのオタクに聞いてみよう!)

さて、インターネット老人会の話はさておき、日本のコスプレイヤーさんにはTwitterユーザーが多いイメージです。
アーカイブやCureなんていうコスプレイヤー用のSNSもあって、日本のコスプレ需要がうかがえます。
インターネットに出回っているmeme(ミーム=画像に文字を入れることで面白おかしくしたもの)でも、「Twitterの私、Facebookの私、Instagramの私」みたいな画像を見たことある人も多いでしょう。
同じものがアメリカでもあるのですが、FacebookやInstagramはあってもTwitterが含まれていないものが多かったりします。
そしてアメリカではSNSを”用途で”使い分けます
同じ名前で登録していて、フォロワーも同じだけど、使うシーンが違ったりするんです。
日本では、シーンでの使い分けというより、コミュニティ自体を住み分けているイメージがありますね。
今回は、アメリカのコスプレイヤーたちはどのSNSでどんな使い方をしているのか、シェアしていきますね。
海外のコスプレイヤーさんとのSNS交流の参考になったら嬉しいです。

コスプレイヤーの交流&連絡ツール

前述したとおり、アメリカではSNSは住み分けではなく、シーンによって使い分けすることが一般的なのですが、アメリカのコスプレイヤーたちがどのようにSNSを活用しているか、シェアしていきます。

Instagram

コスプレイヤーもカメラマンも、主に写真を掲載したり、交流に使うのはインスタです。
連絡もインスタで取ることが多いので、電話番号やLINEのような連絡アプリより「インスタ教えて~」って感じになります。
また、ストーリーの更新もみんなよくします。
コスプレに関係ないこともなんでも投稿するので、インスタで意外と近くに住んでいることが分かって、ごはんでも行こうよ~となったりすることもありますね。
あと、まったく知らない人でも、気軽にコメントもDMもします。
批判するような内容や失礼なコメントでなければ、とても歓迎されますよ!
海外の好きなコスプレイヤーさんにコメントしたりして交流してみるのも良いかもしれませんね。
少し余談ですが、ツイッターなどでよく見かける「FF外から失礼します。」ってすごい日本の文化が凝縮されているんですよ。
以前、日本語がわかる友人に「このスラングは何なの?」と翻訳を求められたので、文化背景から説明したことがあります・・・(笑)
このような暗黙のルールはないので、気軽にコメントして大丈夫です。
フォロワーが増えてくると、この商品紹介してください!とかコラボしましょう!とか、商業っぽい案件がインスタ経由で来るようになります。
こういうインフルエンサー案件は圧倒的にInstagramが多いです。
アメリカや海外からのインフルエンサー案件が欲しいなと思っている場合は、力を入れるべきはTwitterよりもインスタですね!

Facebook


Meet-Up(オフ会)やPartyの連絡はFacebookのイベントページ!
日本では最近Facebookはあまり使われてないようですが、イベントページは本当に使いやすくて、みんな重宝しているみたいです。
ここでは募集されたイベントの参加表明も見られるので、友達が来ることも一目瞭然です。
「あの人が来るなら行こう!」ということが出来ます。
結構大規模なオフ会(Meet-Up)から、個人の誕生日パーティーまでなんでもFacebookでやりとりします。
あと、長文投稿がしたいときは、Facebookを使う人が多いです。
アメリカらしい話なのですが、今年2020年は大統領選があるので、政治的な投稿も多く見られます。
コスプレやオタク趣味で繋がった人でも気軽に政治やビジネスの話をするのはやっぱりアメリカ文化ですね。
もちろん、Facebookに投稿をしない人もいますが、アカウントを持ってないという人は少ないようです。

Twitter

日本ではオタクたちの巣窟となっているTwitterですが、なんと!アメリカではあんまり使われていません!
アメリカでは筆者の感触ですと、だいたいコスプレイヤーの1割くらいしか登録していない感じです。
理由はよくわからないのですが、「Twitterは写真より文字って感じだし、微妙に使いにくくない?」という意見は複数人から聞いたことがあります。
ちなみに、日本語ができるコスプレイヤーはTwitterアカウントを持っていることが多く、日本のコスプレイヤーを見たり、「アニメや漫画などの公式情報が早くていい!」と言っていたりします。

Discord


日本のコスプレイヤーの人たちにどのくらい使われているのかわかりませんが、アメリカのコスプレイヤーたちは顔見知りになったりすると、Discordのグループに招待されることがあります。
渡米して間もない頃、コンベンションで仲良くなったカメラマンさんに「アメリカに来たばかりなら友達との出会いも難しいだろうしDiscordに招待してあげるよ!」と招待してもらいました。
私は、Discordを知らなかったので、一般名詞かと思って辞書で調べましたね。
ちなみに、辞書では「不和、仲たがい」と出てくるので、当然「何の話かわからないでござる・・・」状態でした。
そのカメラマンさんに爆笑されましたが、その場でアプリを教えてくれました。本当にみんな親切です。
Discordは掲示板型の連絡ツールで、いろいろな板が作れて、雑談、イベントについて、合わせの連絡などなど、グループの連絡にはとっても便利です。
個人で連絡するほどじゃないとか、みんなに一気に知らせたいとかは、絶対的にDiscordですね。
実際に、私が便利だなあと感じたのは、大きなコンベンションに参加していた時に、「今エントランスにいるよ!誰か合流しよう」とか「今からランチいくけど一緒に行く人~?」とか一気に連絡が取れるので、とてもスムーズに合流したりすることができました。
また、同じような流れで、合わせの募集や連絡もとっても簡単に取れます。
便利なので、ぜひ日本のコスプレイヤーの皆さんにも使ってみてほしいです。

まとめ

アメリカのコスプレイヤーのSNS事情について、いかがでしたか?
日本とSNS事情は少し違うので、マナーやルールはあるのかな?とつい考えてしまうかもしれませんが、結構なんでも受け口は広いのが、海外の良いところです!
素敵なコスプレだなあと思ったら、ぜひコメントを残してみてはいかがでしょうか?
これを機に、海外のコスプレイヤーさんとの交流にも役立てばいいなと思います。
また別の記事でSNS、特にInstagramでのおすすめのタグや、コメントの例なんかもシェアできればと思います。

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読者の皆さん、はじめまして。 このたびemoma!で執筆をさせていただくことになりました、みきさゆりと申します。 結構長い間、ゆるーくコスプレを続けております。 現在アメリカのカリフォルニア州というところに住んでいるので、emoma![…]

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