「ワシに変身するのじゃ!」『チェンソーマン』パワーちゃんアイメイク工程

今回は『チェンソーマン』のパワーちゃんのアイメイクをご紹介!!
先日アニメ化が決まった『チェンソーマン』。本屋さんでも平積みで販売され、飛ぶように売れています。

『チェンソーマン』パワーとは


<出典:amazon
この記事をご覧のあなたはご存知でしょうが、パワーちゃんは主人公デンジのバディとして活躍するキャラクターです。
目を見張るような美女ながら、語尾が「じゃ」というギャップがまた可愛い…。

そんなパワーちゃんの魅力いっぱいのアイメイクの工程をわかりやすく紹介していきます!

筆者すっぴんステータス

メイク前の状態をまずはご紹介。

・右目は幅が狭い二重、左目は重たい一重
・切れ長な目
・目が細め
・白目の幅が狭い

これを作りかえていきます!

カラーコンタクトを入れる

まずはカラーコンタクトを入れます。

今回使っているのは、アシストウィッグのドルチェストロングワンデー
漫画の表紙イラストを参考にし、レッドファイアを選びました。

パワーちゃんはちょっと特殊な目をしているのですが、こちらのカラーコンタクトはマットな質感なので、後から加工しやすくなっています。

下地を塗る

髪色が少々明るめなので、白めのベースを塗っていきます。

今回使用したのは無印のベースコントロールカラー ブルー
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550002124779

薄く塗っていくと綺麗にワントーン上がります。
全体にまんべんなく塗ってください。

二重テープをつける

重たい一重の方が大きめの目を目指すなら、アイテープ一択です!

使用したのは、アシストウィッグの二重メッシュAS
https://www.assist-wig.com/item/024422

amazonだとこの辺がオススメ。

メッシュの部分につけまのりをまんべんなくつけ、目の際ぎりぎりに貼ります。
つけまのりはこちらを使用。

このメッシュテープのいいところは、しっかり二重が作れる、上からアイメイクができる、貼りやすい、というところです。
「なかなか二重が作れない…」という重たい一重、もしくは奥二重さんに断然おすすめします!

テーピングをする

今回は2か所テーピングをしていきます。

一か所目はここ。
目の上、額の部分から上に吊っています。
これによりデカ目効果があり、目をはっきり開くことができます。
パワーちゃんの場合はうまくいけばウィッグの下にテーピングを隠すことができるので、結構額の下の方からがっつり吊ってしまっても大丈夫です。

二か所目はここ。
パワーちゃんは結構しっかり目のつり目なので、目が細くならないように気を付けながら斜め上に引っ張ります。

吊るときの基準はざっくり2点。
上瞼のラインがなるべく平行になること
二重のラインが末広がりになること(目尻側が広い)

この2点を抑えられるとぐっとパワーちゃんに近づけます

テーピング基本の【き】テーピングの種類とテクニック5選!』でも紹介しましたが筆者おすすめテーピングはこちら。

薬局で手軽に買えます!
サージカルテープ(いわゆる医療用テープ)なので肌に優しく、手で簡単に切ることができるのでとってもつけやすい!
元からベージュなので、コンシーラーやファンデーションでカバーすれば非常に目立ちにくくなります。

メインのアイラインを引く

リキッドアイライナーを使用しています。
筆者が使用しているのはセザンヌの極細アイライナー

メイクアップアーティストが教えるコスプレメイクの基本の【き】揃えるべきメイク道具と使い方』でも紹介しましたが、先端がとっても細いので、細かい表現がしやすいです。

描き方の手順3ステップをざっくり解説!

1. まつげの隙間を埋める

目のキワ、まつげとまつげの間にインクを入れていきます。
毛の流れに逆らって目尻側から目頭側に引いて行くと入れやすいです。

2. 目のキワを意識し、流れるようにラインを引く

一発で仕上げなくて大丈夫です!
左右のバランスを見ながら、目頭側から目尻側にすっとラインを引きます。
形は画像を参照してください。
目尻側はオーバーしてしまってOKです。

3. 目頭切開ラインを入れる

画像を見ていただけばわかると思うのですが、目頭にちょっと線を入れています。
これが目頭切開ラインです。
目を切れ長に見せ、目と目の距離を近づけて見せてくれます。
ペン先をつかってちょっとはみ出すように入れていきます。

下のラインを引く

今度は下のラインを引いていきます。

使用したのはKATEのダブルラインフェイカー
現在はグレードアップしてダブルラインエキスパートとして販売されています。

パワーちゃんは目が大きめなので、私のように目が細い人はオーバーに下に引いてしまって大丈夫です。
イラストでは目頭、目尻側にしたのダブルラインがあるので忠実に引いています。
この線のおかげで目がさらに大きく見えます。

描きまつげをする

描きまつげとは、文字通りまつげを描いてしまうテクニックのことです。
今回は下まつげを描いてしまいます。

先ほども使用した黒のリキッドアイライナー使って、隙間を開けて引いて行きます。
下つけまをつけるのもアリです!
その場合は、毛の間隔の開いたものをチョイスするとしっくりきます。

眉毛を描く

パワーちゃんの眉毛はかなり短くきりっとしています。
元の眉毛の位置を無視し、下めに描いてしまいましょう。

便利なのはKATEのアイブロウパウダー

カラーバリエーションが豊富で変なラメが入っておらず、付属のブラシがとっても使いやすいです。
眉頭、眉尻の位置を決めてから、左右のバランスを見ながら描いていきます。

ダブルラインを引く

先ほどのダブルライン用アイライナーを使用してダブルラインを引いて行きます。

まず、山の部分が眉の下にきます。
そして眼球の丸さをなぞるように細く引いて行きます。
パワーちゃんの場合はちょっと眼球の丸さからずれてもOKなので、目尻側に行くにつれて目の方に下がるようにしてください。

アイシャドウを入れる

ブラシ、またはチップを使って目尻側からオレンジと赤を混ぜて入れていきます。
オススメはセザンヌのニュアンスオンアイシャドウのブロンズレッド

目尻側から目の一番高い方へグラデーションになるように入れていきます。
目の下も同様です。

ダブルラインをなぞる

このままではダブルラインがかなり浮いてしまうので、チップの先を使ってオレンジのアイシャドウでなぞります。

目頭にコンシーラーを入れる

目頭側にハイライトを入れたいのですが、そのままでは色が乗らないのでコンシーラーで下地を作ります。

使ったコンシーラーはカリプソのマジックコンシーラー、ピンクベージュ

リキッドタイプなので、リップブラシなどにとって薄ーく目頭に「く」の字に入れます。
きちんと周りと馴染ませてくださいね!

目頭にハイライトを入れる

コンシーラーを塗った部分にホワイトのアイシャドウでハイライトを入れていきます。

オススメはキャンメイクのジュエルスターアイズ、ハートスノーホワイト

ラメ感がいい感じに輝きを作ってくれ、綺麗に発色してくれます。

つけまつげをつける

パワーちゃんの場合は目尻にアクセントが必要です。
使用したのはダイソーのこちら。

“ダイソーのつけま”でなりたいキャラの目を手に入れる!【つけま選びのポイント】』でも紹介しましたが、ナチュラルで、目尻側にポイントが来ます。

つけまのりは先ほどご紹介したDUPのつけまのりです。

チークを入れる

目尻側にほんのりピンクのチークを入れます。

オススメはキャンメイクのマットフルールチークス
マットアプリコットの一番ピンク色の部分が綺麗に発色します。

完成

カラコンの加工を簡単にしたものがこちら!

今回はウィッグの用意はないので、ウィッグと角を書き足してみました!
あくまでメインはメイクです…!

まとめ

これでパワーちゃんのアイメイクは完成!

あなたのお顔の作りによってメイクの方法は変わってきます。
ぜひこちらを参考に、ご自身のパワーちゃんメイクを追及してみてください。

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