ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、キャラクターのコスプレをしながらパーク内でアトラクションや飲食が楽しめます。
ただし、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのコスプレには詳細に決められたルールがあるため、事前にチェックしておきましょう。
この記事ではユニバーサル・スタジオ・ジャパンで行うコスプレについて、注意点や人気のキャラクターをまとめました。
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで人気のコスプレをして楽しみたい」
「USJでコスプレするときに注意するルールを知りたい」
そんな人におすすめの内容となっています。
コスプレ可能な期間を紹介
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンはパーク内でのコスプレはいつでも可能です。ハロウィーンやそのほかのイベント時期だけといったコスプレができる期間の制限はありません。
ただしコスプレが盛り上がるパーク内でのハロウィーンの期間は、毎年ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが決定しています。
コスプレを楽しむ来園者が多く、キャラクターの仮装で園内を楽しむにはベストな時期です。
コスプレするときにNGな行為
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでコスプレするときのルールは、ガイドラインが決められているので、それをきちんと守ってパーク内でアトラクションや散策を楽しみましょう。
また2021年5月時点では、新型コロナウィルス感染流行のためパーク内ではマスクをつけることが必須となっています。
安全かつ快適にユニバーサル・スタジオ・ジャパンを楽しむためにも、事前にパークの規定を確認しておいてくださいね。
ルール1.パークにふさわしくない過度な露出やタトゥー
公序良俗に反する服装や公然わいせつ罪などの法律に抵触する服装は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは禁止しています。
例えば、パークにふさわしくない水着姿や過度な露出の服装、入れ墨やタトゥーなどが見えるファッションは、パークからの退出指示がでたり入場禁止となったりしてしまいます。
ルール2.武器状の模造品の携行
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは武器や凶器の模造品や、武器に似せて自分で作った製作物は持ち込み禁止です。
拳銃や刀の模造品だけでなく、水鉄砲や手錠といったおもちゃもパーク内に持って行けないので、注意してください。
ハロウィーンの時期に活躍しそうな危険物をイメージしたアイテムでも、他の来園者に迷惑や危害を与えそうなものは持参できません。
ただし、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのパーク内ですでに販売しているグッズを持っている、または持ち込むのは可能です。
ルール3.顔が確認できない被り物や特殊メイク
被り物や特殊メイクをしていて顔が確認できない状態では、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでアトラクションや飲食を楽しむことはできません。
また、特殊メイクの場合は目、鼻、口など、顔の一部を覆った状態でもパーク内にいることは不可能です。
ヘルメットや顔の半分以上を覆う仮装やマスクも着用禁止なので、気を付けましょう。
ただし、パーク内で販売しているおもちゃやメーキャップキットサービスは、着用を禁止されていません。
ルール4.ゲストやクルーに危害を加える恐れのある服装
ゲストやクルーに危害を加える可能性がある服装や小物は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに持ち込めません。
アトラクションに乗り込めないボリュームのファッションや、丈が長くて装置に巻き込まれる可能性がある衣装は、パーク内では着られないので避けてください。
また、園内のクルーから、アトラクションに乗るときに危険と判断された場合は、ウィッグや帽子などの身に着けている小物を外すように指示される場合があります。
ルール5.ゲストやクルー、パーク施設に付着する可能性のあるメイク
自分以外の来園者やパークのクルー、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの施設や装飾についてしまうようなメイクは禁止です。
例をあげるなら、ゾンビメイクをしたときの血のりといった、ぶつかると相手に付着してしまうメイクは厳禁となっています。
相手にメイクがついてしまうとお互いに嫌な思いをするので、パークに入る前に自分でコスプレメイクを触って、確認をしましょう。
ルール6.迷惑になる撮影やカメラ用一脚、三脚、自分撮りスティック
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに来ているほかのゲストに迷惑になるような、道をふさいで写真や動画を撮るといった規則を守らない撮影は禁止です。
またユニバーサル・スタジオ・ジャパンではカメラ用の脚が付いた機材のほか、スマートフォンの自撮りステックも利用できません。
また、パーク内の工事中の設備を撮影することや、LIVE配信も禁止されています。
アトラクションや場所によっては、フラッシュ禁止の指示があるのでそれに従いましょう。
ルール7.コスプレイヤーのトイレでの着替えや鏡前スペースの利用
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでコスプレをするときは、パーク内にあるトイレでの着替えは控えましょう。
基本的なことですが、公共の場でコスプレをするときの最低限のマナーです。
また、メイクをする場合はトイレや施設にある鏡前スペースを占領してはいけません。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに入る前からコスプレメイクをしておいて、メイクを直すときは、目立たない場所で手鏡を使って確認する程度にしてください。
ルール8. キャリーケース等の大型荷物は持ち込めない
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンではキャリーケースや大きいバッグといった、大型の荷物は持ち込みを禁止しています。
衣装やメイク道具を持参して、パーク内でコスプレの準備をすることはできないので、注意しましょう。
大きな荷物をどうしてもユニバーサル・スタジオ・ジャパンの近くまでもっていきたい人は、パークの外にあるコインロッカーやユニバーサル・スタジオ・ジャパンが行っているゲストサービスの荷物預かりを利用してください。
ルール9.ユニバーサル・ワンダーランドはゾンビや幽霊の姿で入場NG
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのファミリーエリアにある、ユニバーサル・ワンダーランドは恐怖感を与える幽霊やゾンビのコスプレでは、入場できません。
他のゲストや子どもに恐怖を与えてパークの雰囲気を壊してしまうため、恐怖感を与える仮想での立ち入りは禁止となっています。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのコスプレには3つのスタイルがある
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのコスプレには大きく分けて、3つのスタイルがあることを覚えておきましょう。
キャラクターのコスプレの種類は以下の通りです。
本格的なコスチュームやメイクでキャラクターになり切る
コスプレ | 本格的なコスチュームやメイクでキャラクターになり切る ハロウィンの時期に多い |
キャラクターコーデ | 服装や小物を使ってキャラクターをイメージするコーディネート |
バウンドコーデ | 私服にキャラクターのカチューシャや帽子など、小物を取り入れたコーディネート |
更衣室がないことを考えると、コスプレ初心者の人にはキャラクターコーデやバウンドコーデがおすすめです。
キャラクターのカチューシャを頭に着けるコーディネートなら、普段着でユニバーサル・スタジオ・ジャパンまで行けるため荷物も少なくて済みますよ。
おすすめコスプレ
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで楽しむために、おすすめのキャラクターコスプレを集めました。
キャラクターの紹介とともに、コスチュームのポイントを紹介していきます。
セサミストリート
セサミストリートのコスプレは、全身の服をキャラクターのカラーで統一し、頭にキャラクターのカチューシャや被り物をかぶるスタイルが多く見られます。
クッキーモンスターなら青、エルモなら赤といったように、ワンカラーコーディネイトを楽しみましょう。
ゾーイやアビーなどのキャラクターに扮すると、人と被らないことがポイントですね。
ミニオン
黄色い体にデニムのオーバーオールを着ているミニオンは、イエローのトップスとオーバーオールで再現できます。
黄色のニット帽とユニバーサル・スタジオ・ジャパンで購入できるミニオンゴーグルをつければ、完成度アップ間違いなしですね。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで売っているパーカーやTシャツなど、ミニオンデザインのファッションアイテムでもコスプレができますよ。
ハリーポッター
ハリーポッターで人気のコーディネートは、やはりローブでしょう。
物語の舞台となる魔法学校の制服であるローブは、着るだけでハリーポッターの世界観が再現できます。
ハリーとおなじデザインの丸眼鏡を掛ければ、コスプレのポイントになりますよ。
冬はローブの上に各寮のカラーのマフラーをまくコーディネイトもおすすめです。
スヌーピー
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンではスヌーピーの耳が付いたカチューシャや被り物が販売されています。
それに合わせて、白のトップスと黒のボトムスを着るだけで、気軽にスヌーピーのコスプレが出来ますよ。
持ち合わせの服でできるような簡単なコーディネートなので、コスプレ初心者にもおすすめの格好です。
冬場はフリースやファー素材の、白いアウターを着るコスプレもおすすめですよ。
フラッフィ
フラッフィはミニオンと同じ作品に出る、ユニコーンのキャラクターです。
ピンクや紫など女子がコーデしやすいアイテムでコスプレができます。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、ユニコーンの角がついている、フラッフィのカチューシャが購入できます。
ピンクや紫のトップスを着て、購入したカチューシャを付けるだけで、フラッフィのコーディネートが完成するのでおすすめですよ。
ワンピースを着て、カチューシャを付けてもコスプレとして完成します。
ただし、服は明るい色淡いブルーや白のユニコーンカラーを選んでくださいね。
くまのティム
くまのティムは、ミニオンが持っているぬいぐるみです。
テディベア風の可愛らしいコーデは、ブラウンが基調になります。
茶色のトップスに合わせて、ティムがデザインされたカチューシャや帽子を購入しましょう。
冬場はニットのトップスやワンピースを合わせると、ぬいぐるみの再現ができて可愛らしいイメージになりますよ。
色の濃さが異なるブラウンの洋服を、上下で組み合わせてもおしゃれですね。
ユニバーサル・スタジオ作品以外のコスプレはNG?
USJではユニバーサル・スタジオが製作していないアニメや漫画作品のコスプレをしている人も見られますが、結果から言うとルール的にはOKです。
しかし、コスプレ・コスプレイヤーのマナーが守られていないという、厳しい意見もネット上には多くあります。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとコラボレーションしている作品ならまだしも、パーク内でほかの作品のコスプレをするのは個人的にもおすすめできません。
あまりに関係のない作品で仲間と集まってコスプレ合わせをしたり、キャラクターの格好をしたまま不用意に目立つことは避けましょう。アニメや漫画ファンの良くない行動は、作品の評価まで下げてしまいます。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンはコスプレのイベント会場ではないため、一般のクルーから見られても恥ずかしくないような、節度を守った行動をしましょう。
まとめ
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでコスプレをするときは、決められたルールを必ず守りましょう。
また、パークではクルーの指示に従って下さい。
コスチュームや持参した小物が危険と判断された場合は、取り外すように注意されたりパークの退出が指示される場合もあります。
ルールやマナーを守って、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを楽しみましょう。