皆さんこんにちはささのです。
今話題の呪術廻戦!
作品内でも様々な武器が登場してきます。
今回はそんな呪術廻戦の禪院真希が使用していた「薙刀」を作成していきます!
作成所要時間は、乾燥時間を含め3〜4日かかりましたが、実際の作業時間は4〜5時間でできました。
造形と聞くと初期費用であったり、材料費でお金がかかってしまうイメージがあるかもしれませんが、そんな事はありません。
100円均一で全てなんとかまかなえてしまいます!
今回は全て100円均一の物を使用して造形していきます!
材料
今回は100円均一でもダイソーさんの商品を多く使用しています。
もしも近所にダイソーが無い、商品が置いていなかった場合はこちらもチェックしてみて下さい。
- 連結して使えるジョイント支柱 約56センチ 3本
- ジョイントマット 45×45 (出来るだけ大きな物がおススメ)
- ぶつかり防止クッションテープ (EVAシートでも代用可)
- EVAシート
- アーチ園芸支柱 (自由に曲がる園芸支柱でも代用可)
- 布 (今回はモコモコネックウォーマーとはぎれ布を使用。似た布であれば代用可)
【塗装関係】
- ジェッソ 白色地塗り剤
- ラッカースプレー(黒、赤、茶、シルバー、ゴールド、クリアー)
- ハケ
- マスキングテープ
【必要な物】
- 紙やすり
- 工作用紙
- ペン (工作用紙に書く用)
- カッター ハサミ のこぎり(パイプカッターでも代用可)
- グルーガン (色はなんでもOK)
- ボンドGクリヤー (ボンドであれば何でも可)
【あると便利】
- コンパスカッター
- 工作用シート (机を傷つけない為)
- 園芸シート (ブルーシートや新聞紙などでも代用可)
- ジョイントラック (塗装時に乾かせる物であれば何でもOK)
- 定規 (30センチ以上の物をおススメ)
- ゴム手袋 (塗装時用)
100均といえど、一気に揃えると金額がかかってしまいますが、主材料以外はおうちにあるもので代用出来たり、塗装関係は他造形でも使用できるので揃えておくと良いですよ!
作り方
型紙作り
穂(刀部分)や柄の部分、石突パーツの型紙を作っていきます。
薙刀の全長を約200㎝と考えとして作っていきます。
穂の長さはジョイントマットいっぱいの45㎝としてこの様に型紙を作りました。
刃の反り具合などはお好みで調節して頂いて良いと思います。
型紙は完成したらハサミで切り出しておきます。
切り取り
型紙をジョイントマットに合わせ線を引き、カッターで切り出して行きます。
真っすぐな箇所は定規に這わせたり、丸いパーツはコンパスカッターを使用すれば綺麗に切れます。
アーチ園芸支柱を穂の型紙に合わせて印をつけて、のこぎり(又はパイプカッター)を使って切ります。
穂がたゆまない為の補強ですが、切先まであると、厚みが出るので少し曲がった辺りにしておくと良いです。
型紙は無いですが、石突の部分や、柄の金パーツなどは、クッションテープを長さに合わせて切っておきます。
張り付け・微調整
パーツの角を落としてよりリアルになるようしていきます。
このジョイントマット、カッターで斜めに綺麗に切りにくいのでハサミで切っていくと比較的綺麗に切れます。
ライターで炙っての角落としを行う場合、匂いを吸い込まない様に気を付けて下さい。
右から石突の丸パーツを『右からカッターで切っただけの物』『ハサミで角を落とした物』『ライターで炙って更に角を落とした物』です。
時間が少ない時はハサミだけでも、よほど近くで見られなければ撮影には支障ないかと思います。
鍔の部分の小さい丸パーツや、でっぱり等も張り付けておきます。
穂の部分は先に貼り合わせてしまいます。
切ったアーチ園芸支柱を間に入れ、刃の開いている部分にEVAシートを入れたらGボンドやグルーガンで接着します。
下地
下地・塗装の前に液だれやスプレーが床に付かないように、汚れ防止として園芸シートや新聞紙などを引いたり、塗ったものを乾かしておけるようにジョイントラックなどを準備しておくと良いです。
室内で行う場合は換気も忘れずに行いましょう。
またゴム手袋をしておくと手が汚れずにすみます。
切ったジョイントパーツに下地のジェッソを塗っていきます。
ジェッソを塗る事で塗装をした時により発色を良くしてくれます。
素材によってはそのままラッカースプレーをしても塗装できずに溶けていくものもありますので下地は重要です。
園芸支柱は、面がツルツルしていてそのままジェッソを塗ってもポロポロと崩れてしまいます。
粗目の紙やすりで全体が白っぽくなるまで擦っておくとジェッソが剥がれ落ちません。
一度に厚塗りをするのでは無く、薄く塗るのを2~3回行った方が綺麗に仕上がります。
完璧に乾いてから再度塗る様にしましょう。
塗装
パーツにラッカースプレーで塗装をしていきます。
室内で行う場合は必ず換気をしてください。
外でのスプレーが難しい場合は、大き目の段ボール箱の中で塗装をすると必要以上に飛び散らないのでおススメです。
ジェッソの時と同じで、一度に厚塗りするのでは無く、2回に分けて塗装すると良いです。
パーツの表面部分もですが、側面も忘れずに塗っておきましょう。
曲がるパーツが多くあるので、パーツが曲がった状態での塗装をしておきましょう。(マスキングテープをパーツが曲がった状態で内側を留めてやると綺麗にできます)
穂の塗装
穂はシルバーと黒の二色で塗装をしていきます。
先にシルバーで全体を2回塗装。
その後、乾いたのを確認してからマスキングテープで半分を多い隠し黒色で塗装をしています。
この時に最初に作った型紙があると、表裏で大きな差が無くマステ出来るので、おススメです。
黒色も乾いたら仕上げとしてクリアーを吹きかけ、光沢感を出してあげます。
張り付け
塗装したパーツが完全に乾いているのを確認してから張り付け、組み合わせていきます。
穂の部分は、柄のねじ部分を溝にはめ込み、鍔で細い園芸支柱も一緒にくるむイメージで張り付けていきます。
グルーガンを使用する場合、はみ出さない様に量を調節しつつ行いましょう。
布の張り付け
白色の布は、好みの大きさにカットしてから、グルーガン等で張り付け。
もしくは、取り外しが出来る様、事前に鍔の部分に磁石を入れ込んでおき、白布にも磁石をつけると、簡単に取り外しが可能になります。
スナップボタンや、ずれやすいですが安全ピンなどで留めてしまうのもありです。
赤色の布は石突の丸パーツに結ぶだけでOKです。
赤色の布は変に取れない様に接着剤を使用すると、自然な動きが出にくくなってしまうので、そのままの方が良いです。
撮影時の注意点
約200㎝と大き目の造形物です。
イベントなどで使用する場合、基本はばらした状態での持ち運びを行い、撮影時にのみ連結させましょう。
大きな武器は自分自身も歩きにくいですし、人にぶつかってしまう可能性が多くあります。
野外撮影時などは、できるだけ穂の部分には布をかぶせるなどをしましょう。
原作でも紫の布をかぶせている描写があるので、不自然では無いかと思います。
近くで見れば偽物とすぐに分かりますが、遠目から見れば槍の様な物だと見えてしまいます。
認知度が上がってきているコスプレではありますが、全く知らない人から見たら仮装した変な集団です。
まとめ
呪術廻戦の禪院真希が使用する呪具「薙刀」の造形はいかがだったでしょうか?
造形は難しいと思う人もいるかと思いますが、自分で作る世界に一本だけのオリジナル薙刀を作るとより愛着が湧きますよ。
是非挑戦してみてください。
分かりにくい部分もあったかと思いますが、自分の解釈に合った薙刀を造形して、楽しい撮影をしちゃいましょう!
呪術廻戦のキャラクター別紹介やコスプレのポイントなども紹介していますので、是非見てください。
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