造形&製作コスプレイヤーさんにおすすめ!Monster Palooza(モンスター パルーザ)に行ってみた

コスプレをしていると、ウィッグを自分で切ったり、衣装を作ったり、武器などの小道具を創意工夫で作ったり、いろんなものを作るコスプレイヤーも多いと思います。
筆者は奇跡レベルの不器用なので衣装などは購入派ですが、それでもやはり売っていないものもあるので、小物などは作ったことがあります。
コスプレの醍醐味の一つに、想像力を働かせた造形やメイクも含まれているでしょう。
また、インターネットを使って検索すれば、プロフェッショナル顔負けの様々なメイクや造形の知識も身についたりしますよね。
今回はそんなクリエイティブなコスプレイヤーさんにおすすめのコンベンションMonster Paloozaについてお話ししたいと思います。

※特殊メイクのコンベンションのため、グロめの展示品、血の演出、文字通りモンスターのメイクや造形物の写真を使用しています。ご注意ください。

Monster Palooza(モンスター パルーザ)

Monster Palooza(モンスター パルーザ)は、アメリカ、カリフォルニア州で開催されるホラー、クリーチャー、特殊メイクに特化したコンベンション(展示会)です。
当日は特殊メイクの実演、実際に映画やドラマで使用された造形物の展示や解説、メイク用品や造形用品の業者の商品プレゼン、有名メイクアップアーティスト、造型師や実際にメイクや造形を施されたことのある俳優たちのゲストトーク、プロフェッショナルからアマチュアまでいろいろな製作物の販売など、盛りだくさんの内容で、通常3~4日間にわたって開催されます。
私が初めてこのコンベンションに行った2018年は、一日でしかも短い時間しか参加できなかったのですが、それでもかなり楽しめました。
今回はそんな2018年開催時の写真とともにMonster Paloozaの様子をシェアしていきますね。

造形物の展示、解説、販売

【左】まずはインターネットmemeの定番、リメイク版ITのペニーワイズさん。
こちらは胸像型の造形物です。非常によくできてますよね。今にも風船をくれそうです。いりませんけど。
【右】ハリウッド版のスカヨハ攻殻機動隊(Ghost In The Shell)に登場する出てくる芸者アンドロイドの頭部。
レプリカなのか実際に使用されたものか写真を撮った時に聞きそびれてしまいました。

【左】ホラーの定番、豚ちゃんの頭…。
汚れ具合がリアルですね。AHS(American Horror Storyを思い出します。
【右】何かわからなかったのですが、豚ちゃんの近くにあったので、鶏肉系だと思って近づいてみたら口があってびっくりしました。

「エルム街の悪魔」フレディ・クルーガー。本当によくできてますよね。今にも動き出しそうです。
これらの造形物の出展では、映画やドラマの撮影などで実際に使われたもの、そのレプリカ、ファンアート、プロフェッショナル、アマチュア問わずオリジナル作品などが並んでいます。
物によっては会場で購入、もしくは購入予約もできますよ。
私の友人は会場でチャッキー人形の実寸大を購入していました。プレミアだそうです。

特殊メイク

イベントの更衣室のコスプレイヤーではありません。
メイクアップアーティストが実際に実演でメイクをしています。
この方は自分の顔にしていますね。そんな小さい鏡で・・・すごい!
ただ、何度見ても更衣室のコスプレイヤーに見えてしまう私もいます。

特殊メイク用エアブラシの実演です。
ここは二人係りで全身塗装ですね。
こういう実演は2時間くらいぶっ続けでやっているところもありました。
このクオリティですから、そりゃ時間かかりますよね。
ちなみに、この後、モデルの男性がエアブラシがくすぐったかったようで吹き出してしまっていて、かわいらしかったです(笑)
会場で聞いた話では、アーティストさん自身でブースを出している場合は少ないそうで、ほとんどがメイク用品などの企業の協賛で、アーティストはゲストとして実演をしているそうです。

まとめ

Monster Paloozaの雰囲気、いかがだったでしょうか?
私は、2018年が初参加だったのですが、さすが映画産業の本場ハリウッドがある西海岸!
本場でのコンベンション!という印象を受けました。
今年2020年5月に開催が予定されていたものはコロナウィルスの影響で中止となりましたが、少し規模の小さい「Son Of Monster Palooza」は2020年9月に開催予定をしているそうです。(2020年7月1日現在)
今回は2018年の様子をシェアしましたので、次回は、2019年のものもシェアできればと思います。
2019年は出展者側を経験させてもらったので、会場の裏側もレポートしたいと思います。

ギャラリー(※特殊メイクのコンベンションのため、グロめの画像多数。ご注意ください。)

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