歌手やハリウッド女優など海外セレブが実践している「コントゥアリングメイク」。
ハイライトやシェーディングを使って顔に陰影を付けて、小顔効果などを狙っていくメイク術のことです。
「コントゥア」は「輪郭」という意味で、ハイライトとシェーディングで輪郭の陰影を強調することにより理想の骨格を実現する方法がコントゥアリングメイクです。
コスプレにおいてキャラクターの顔に近付けさせる際、輪郭・骨格から変えていけるコントゥアリングメイクは非常に有益です!
日本でも流行してきたコントゥアリングメイク。
ここでは、どんなメイク道具を使ったらいいの? どんな風にハイライトやシェーディングを入れたらいいの? といった疑問にお答えします!
使う道具は「リキッド」系や「ペンシル」系
コントゥアリングメイクでハイライトやシェーディングに使用するメイク道具は、リキッドタイプやペンシルタイプなど、ペタッとしたテクスチャのものを選びましょう。
パウダータイプのみで仕上げようとすると薄すぎて効果が少なかったり、ムラが出て不自然な仕上がりになってしまったりします。
パウダーはあくまで補助で使うだけで、メインはリキッドやペンシルタイプを使うと良いです。
オススメの商品は、エチュードハウス「プレイ101スティックデュオ」!
色も3種類あり、自分の肌色に合ったものを選べます。
韓国化粧品で、主にネット通販で購入することができます。
他に、ハイライトではセザンヌ「ハイライトコンシーラー」もオススメ!
白すぎず自然な仕上がりになるので、コスプレ以外で普段メイクにも使えます。
物足りない場合は、同じドラッグストアコスメのKATE「シェーディング&ハイライト スリムクリエイトパウダー」で上から補助的に足してあげると更に効果を高めることができます。
シェーディングは、舞台メイク用品の舞台屋「MFコンシーラー」もオススメです。
何と言っても舞台メイク用のメイク道具なので、発色が最高!
指やスポンジで直接取ってぐいぐい付けていけるのも、ペンシルタイプよりも手早く済ませられるので、イベント会場のメイクスペースで早くメイクを済ませたい時に助かります。
メイク下地・ファンデーション→シェーディング&ハイライト→フェイスパウダーの順番で!
リキッドやペンシルタイプのペタッとしたテクスチャのシェーディング&ハイライトは、メイク下地とファンデーションを付けた上、フェイスパウダーの下に施します。
ティントやクリームチークなど、カラー系のものもペタッとしたテクスチャのものは全部このタイミングで付けましょう。
パウダーの上に付けてしまうとムラになってしまうし、ハイライト&シェーディングの上からパウダーで押さえてあげることで崩れにくくする効果も期待できます。
ちなみに、オイリーなお肌でテカりやすい・崩れやすいタイプの方は、パウダーを乗せた後に霧吹きに水か化粧水を入れて顔全体にシュッと吹いてから、掌で顔をギュッ、ギュッと押し付け水分をなじませてあげると、断然崩れにくくなります!
ただし、かなり乾燥するので乾燥肌の人にはオススメしません。
夏のイベントなど、たくさん汗をかく日だけにしましょう。
コントゥアリングメイクのやり方
画像のように水色部分の位置にハイライト、茶色の位置にシェーディングを入れるのが基本的なやり方です。
ペンシルタイプのハイライト・シェーディングなら直接描き込んでいき、終わったらスポンジでぼかします。
リキッドタイプの場合は指やスポンジで取って付けていきましょう。
眉間の部分にT字にハイライトを入れることで額が出ているように見せ、更に眉下~鼻筋にシェーディングを入れることで彫りが深く見えるように見せています。
鼻筋のシェーディングは、長く入れすぎないことが重要! 鼻筋の真ん中辺りで止めましょう。
目の下のハイライトに関しては、画像の入れ方だと幼い感じ・可愛らしい感じのイメージに仕上がります。
キリッと大人っぽい顔立ちにしたい場合は、頬骨に沿って少し低めを意識して入れると良いです。
頬骨の下のシェーディングは、基本的に痩せた輪郭を目指した入れ方をしています。
幼く可愛らしく見せたい場合は、頬骨の下の三角はあまり濃く入れすぎないようにしましょう。
逆にキリッとクールな顔、ちょっと怖い顔を目指す場合は濃いめに入れると良いです。
鼻周りは、鼻を細く小さく見せる入れ方です。
コスプレイヤーならずとも鼻周りにハイライトやシェーディングを入れている人は多いですが、大半の人が間違った入れ方をして充分に効果を出せずにいます。
ポイントは、鼻の下部分にシェーディングを入れて唇の上にハイライトを入れること。
この方法で人中が短く美形に見えます!
また、鼻を細くしたいと思うと小鼻にシェーディングを入れてしまいそうですが、小鼻にシェーディングを入れると逆に小鼻のラインが強調されて団子鼻に見えてしまいます。
小鼻には軽くハイライトを入れましょう。
顎回りのハイライト&シェーディングは、画像のように入れることで輪郭を細く見せてくれます。
顎の両脇にシェーディング、顎の中心にハイライトを入れることで、細く尖った顎のように見せています。
顎・輪郭周りに関しては特に、自分自身の元の輪郭と実現したい理想の輪郭によって、どこに影を入れたらいいのかが変わってきます。
隠したい場所にシェーディングを入れて、その近くにある更に強調したい部分にハイライトを入れてあげるとなりたい輪郭に近付けます。
ほとんどお絵描きですね(笑)
ハイライトとシェーディングを入れ終わって、スポンジでぼかせたら、仕上げにパウダーをはたきましょう。
一見不自然に強調しすぎているのでは? と思えたとしても、上にパウダーを乗せることで自然に馴染みます!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
自分に似ていない二次元キャラクターに顔を近づけたいときに、コントゥアリングメイクは強い味方になってくれます。
テーピングでも補正しきれない・加工が大変という場合にも有効です。
是非コントゥアリングメイクを極めて、理想のコスプレを目指してみてください!
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