ウィッグの絡みに最適なオイルスプレー!絡みの原因からオススメ商品まで一挙紹介

数十年前のコスプレはウィッグが超高級品だと思われていました。
そのため、当時はウィッグを使わずにコスプレを楽しむ人もたくさんいました。
ですが今は、ウィッグはコスプレに欠かせないものになっています。
キャラクターごとに髪型や髪色を合わせたウィッグを使うことはコスプレイヤーにとって基本中の基本と言っても過言ではないほどです。
ですが、コスプレにウィッグが必須となっていますが、ウィッグのお手入れはちゃんとできていますか?
意外とコスプレ用ウィッグのお手入れが難しくて放置する方も中にはいらっしゃいます。
今回はウィッグのお手入れが苦手な人に向けて、コスプレ用ウィッグに使えるお手入れ用のウィッグオイルをご紹介します!

ウィッグはどうして適切にメンテナンスしないといけないの?

ウィッグのお手入れはなぜ必要なのでしょうか?
コスプレ用ウィッグのお手入れが必要な理由は、ウィッグの構造にあります。
頭皮から生えている地毛は、常に新陳代謝して頭皮からの脂と水分で潤っています。
しかし、ウィッグはスキン部分にウィッグ毛を潤してくれる機能がないため、ウィッグ自身で毛をいたわることができません。
そのため、ウィッグ自体が自己メンテナンス機能を持っていないのでケアが必要になってきます。

ウィッグはなぜ絡まるの?

ウィッグが絡まるのは、主に静電気のせいです。
静電気が発生するのは、水分や油分が足りずに毛同士が擦れ合い、その際に静電気が発生し帯電するからです。
医療用ウィッグは人毛や人毛・人工毛のミックス、コスプレ用ウィッグは人工毛が多くいため、素材に差があります。
人工毛の方が帯電しやすいですが、人毛の場合も帯電が痛みの原因になることもあります。
小学生の頃、髪の毛に下敷きを擦り付けて静電気を起こさせた体験をした人も多くいると思います。
この静電気が絡まりの原因になります。

コスプレ用ウィッグは人工毛

コスプレ用のウィッグはキャラクターの髪色に合わせて、人工毛が使われていることが多いです。
人工毛のウィッグは安価で手に入れやすく、コスプレイヤーにとってメリットがたくさんあります。
しかし、コスプレ用の人工毛ウィッグは人毛ウィッグと異なり毛の素材は化学繊維です。
ポリエステルやポリ塩化ビニル、アクリル、ナイロンを使っていることが多く、人工毛ウィッグは静電気が起きやすいため、放置するとウィッグの劣化が激しくなります。

ウィッグをメンテナンスしないと痛みが早い!

コスプレに使用する人工毛ウィッグをメンテナンスしないと劣化が早くなります
静電気によって毛先がチリチリと痛み始めたり、絡まって不自然な毛束ができてしまいます。
「髪の毛に束感のあるキャラクターだから大丈夫」と思っても、ウィッグのメンテナンス不足による不自然な束感は、ボサボサ髪の印象を与えてしまいみすぼらしい感じになってしまいます。
ウィッグは適切にメンテナンスしましょう。

ウィッグのお手入れ方法

それでは、ウィッグのお手入れ方法について解説していきます。
コスプレで使用する人工毛ウィッグはウィッグ用のシャンプーを行うことも可能です。
しかしあまり頻繁にシャンプーすると、その分ウィッグの生地を痛めてしまうのも確かです。
普段はオイルスプレーを利用し、軽くブラッシングするようにしましょう。

オイルスプレーを使ってケアする

コスプレ用ウィッグのお手入れにオススメなのが、オイルの入ったスプレーです。
オイル成分で毛の絡まりをほどき、適度な艶を与えてくれます。
オイル入りのスプレーを吹きかけたあと、ウィッグ用のブラシで梳かすことでウィッグが長持ちします!

ベビーオイルを精製水で薄めてケア用品にする

オイルスプレーを買うのはちょっと面倒……そんな人は、ベビーオイルを精製水で薄めたものでも代用可能です。
ですが、品質はウィッグ専用に作られたオイルスプレーに劣ります。
ウィッグのためにウィッグケア用のオイルスプレーを使うようにしたいですね。

手軽にウィッグがケアできるオイルスプレーにはどんな種類が?

ウィッグ用のオイルスプレーには、大きく分けて2種類あります。
純粋にオイルを霧状に吹きかける『オイルスプレータイプ』と、オイルの入ったパウダーを吹きかける『パウダーオイルタイプ』です。
ここでは、それぞれの特徴と実際の商品を見ていきましょう!

オイルスプレータイプ

オイルスプレーと言っても、中に入っているのは実はシリコンです。
シリコンは人工毛の絡まりをツルツルにしてくれるので、チリチリになってしまったウィッグやカールの就いているウィッグを手入れするのに適しています。

使い方はオイルスプレーを20〜30センチほどウィッグから離して1〜2プッシュします。
つけすぎるとべたつきの原因になるのでほんの少量で大丈夫です!
オイルスプレーのついたウィッグを毛先、中間、根元の順番で梳かしていきます。
根元から一気に梳かそうとすると、絡まった毛がぶちぶちと切れてしまう原因になるので要注意!

オイルスプレータイプのウィッグ用ケアスプレーには、各社からこのような商品が出ています。

MilicaBooks ウィッグオイル

無香料タイプのウィッグ用オイルスプレーがこちら。
美容師さんが使うウィッグの絡まりを解くときにも使われており、ウィッグの人工毛を補修する成分が含まれています。
初心者でも使いやすいよう、オイルの霧が大きく広がって吹きかけられます。
ただし、オイルは床に着いてしまうと滑りやすくなるので注意です。

ウィッグオイル195 for LADY

売れに売れているのがこちらのウィッグ用オイルスプレー。
販売開始1年半で1万本売れたそうです。
ミストタイプでオイルが出てくる仕様で、静電気を防ぎ絡まりをとってくれるのが特徴。
また、この商品はウィッグの絡まり防止だけでなく、ウィッグのまとまりをよくすることにも使えます。
キャラクターによってはウィッグをまとめる必要がありますのでオイルでまとめ髪を作りましょう!

Sin ウィッグオイルスプレー

ウィッグのお手入れだけでなく、ドールの髪のケアにも使えるミストタイプのオイルスプレー。
外出時に持ち運びしやすい200mlタイプで、コスプレ用のキャリーに一本忍ばせておきたいアイテムです。

エアロボン スプレー

日本製のウィッグ用オイルスプレー。
缶タイプで持ち運びはミストタイプより不便になりますが、そのぶんスプレーの拡散力はピカイチです。
自宅でのケアに使うのがおすすめです!

PRISILA ウィッグスプレー

シリコン入りのウィッグスプレーでおすすめはこちら。
シリコンはシャンプーにも入っていることのある成分で、髪をまっすぐに整えてくれるものです。
PRISILAウィッグスプレーは髪を艶やかに保つことができ、絡まりにくくしてくれる効果が期待できます!

パウダータイプ

主にウィッグの着用感をよくしてくれるのが、パウダータイプの役目です。
ウィッグの絡まりにはオイルタイプの商品をおすすめしますが、コミケやとなコスなどで長時間ウィッグを被っていなければならないときはパウダーを事前に使用しウィッグを快適に使う工夫をしてみましょう。

リネアストリア

パウダースプレーを使用することにより、頭皮から出る皮脂や汗をウィッグが吸ってしまうことを防ぎます。
ウィッグを長持ちさせたいのであれば、使用したあとのお手入れももちろん必要ですが、最初から汚れを付けさせないことも大切。
パウダータイプの使用も検討して、快適にウィッグを長持ちさせましょう。

まとめ

ウィッグはお手入れ次第で数ヶ月しっかり保ってくれます。
人工毛は数年単位で長く使い続けられるものではないですが、安い買い物ではないですし、コスプレしたいほどお気に入りのキャラクターのウィッグなのですから大切に扱いたいですよね。
ウィッグ用のオイルスプレーを上手に使って、ウィッグを長持ちさせてコスプレライフを楽しみましょう!

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