寒い冬に負けない!冬のコスプレイベント必須アイテム7選

本格的な冬が近付いてきました。
コスプレイヤーの皆さん、寒さ対策は万全でしょうか?

コスプレをするキャラクターによって、露出が多いと冬はかなり過酷な季節になってきますよね。
野外のイベントともなれば想像するだけで気が重くなることもあるかもしれません。

それでも、冬だからこそ撮りたいシチュエーションや作品のコスプレだってあるはず。
今回は、そんな寒い冬でもコスプレイベントを楽しむために必要なものをご紹介します!

防寒対策グッズの必要性

「寒いのは平気だから大丈夫!」という人もちょっと待ってください!
コスプレ衣装は厚手の衣装も勿論ありますが、普段着に比べると薄い作りのものも多いのです。
更にコスプレ衣装はデザイン重視なので、ヒートテックのような体温を保ってくれるような性能は基本的にはありません。

そのため、イベントで凍えて最悪な思い出になる前にしっかりと対策することをオススメします。

簡単に防寒を怠ると起こり得る事をまとめると

  • 体調を崩して撮影を中断しなくてはいけない可能性がある。
  • 手足がかじかんでポージングが上手く決まらない。
  • 鼻が赤くなったり唇の血色が悪くなったりして修正が必要な写真になってしまう。
  • 注意していても硬い表情になりがち。

このような弊害が挙げられます。

体調を崩して撮影を中断しなくてはいけない可能性がある

冬場の撮影中、体を冷やし過ぎることによって体調が悪くなる事は珍しい事ではありません。
私自身も含め、一緒に参加したメンバーが寒さによる腹痛や頭痛、風邪の症状などが段々と顕著になっていく場面に何度も出会いました。
折角良いロケーションの会場に来ても、体調が崩れてしまうとがっかりしてしまいますよね。
楽しく撮影をするためにも、防寒対策はしっかりと考えておきましょう。

手足がかじかんでポージングが上手く決まらない

指先などの末端は、すぐにかじかみます。
普段なら難なく出来るポーズでも、寒さから来る震えでベストの体勢のまま止まれなかったり、足や腕が上手く上がらないという困った問題も出てきてしまいます。
カメラマンさんであれば指先がかじかんでシャッターチャンスを逃したり、写真がブレやすくなる事もあります。
特に寒さから来る震えは自分では止められません。
芯から冷えてポージングが悪くなったり、写真の撮り直しが何度も必要になってしまう事は避けたいですね。

鼻が赤くなったり唇の血色が悪くなったりして修正が必要な写真になってしまう。

自分では止められない弊害のもう一つはこちら。
あまりに冷えてしまうと体だけでなく顔にもその様子が顕著に出てきてしまうのです。
ポージングがばっちりでも鼻が真っ赤だったり、唇が真っ青になってしまっていると写真の雰囲気が壊れてしまいます。
後ほど写真加工で修正することも出来なくはありませんが、全ての写真を修整するとなるとかなり骨が折れる作業ですよね。

注意していても硬い表情になりがち

我慢している状態というものは、結構表情に出てきてしまいます。
撮影時のベストタイミングに表情が寒さで硬かった、となってはかなり悔しいもの。
また、寒さから物理的に表情筋が硬くなりがちになるので、体だけでなく、顔面を極力冷やさないことも大切な対策になります。

防寒グッズの紹介

では具体的にどのような対策が有効なのか。
ここからはコスプレイベントで使える防寒グッズを「屋内・外共通編」「屋内編」「屋外編」に分けてご紹介していきます。

屋内・野外共通編

まず屋内・野外共通でオススメする商品は、「カイロ」「ホットドリンク」「温感ハンドクリーム」「腹巻」です。

カイロ

屋内でも野外でも必携なのは断トツでカイロです。
貼らないタイプのものを持っていれば、撮影する直前まで指先などの冷えが気になる部分を温めておくことが出来ます。

また、首の血管付近や背中、腰からお尻にかけての部分、お腹や脇を温めると全身を効率よく温められるので、貼るタイプのカイロと併用するとイベント中の寒さをかなり軽減することが可能です。
冬場に体を温める商品としては、かなり王道ですが、王道だからこそ温めてくれるという安心感があります。
そのため、確実に撮影時の負担を減らせます。

ホットドリンク

次に紹介するのは、コンビニでも自動販売機でも手に入るホットドリンクです。
満タンに入っていればカイロ代わりにもなり、飲むと体の内側から温めてくれます。
オススメなのは「ホットレモン」や「ココア」のような、体を温めてくれる成分が入っているものです。

また、体を温めてくれる成分が入っている飲み物をタンブラーに入れて持っていくなども効果的です。
特に生姜が入っている商品は、手頃に購入でき、美味しく飲めるのでオススメです。
タンブラーに入れていれば、長時間保温してくれるので、寒い季節でも必需品と言えるでしょう。
甘い飲み物が苦手な人であればノンシュガーの紅茶もオススメです。
注意事項として、紅茶は利尿作用がかなりありますのでお手洗いの回数が確実に増えるので、飲み過ぎに注意してください。

逆に、避けたい飲み物は緑茶やコーヒーです。
屋内であればそれほど気にしなくても問題ありませんが、緑茶とコーヒーに入っているカフェインは体温を下げる作用があるため、屋外撮影の際にはあまり向きません。

外でドリンクを選ぶ時は、出来ればペットボトルタイプの容器をオススメします。
缶のタイプでも問題ないのですが、中身が減ってきた時に缶特有の冷たさが表れてくるので防寒効果が激減してしまいます。

温感ハンドクリーム

温感ハンドクリームは、塗るとじんわり温めてくれます。
指先や手に塗ればかじかみ対策にもなります。
撮影に使う際は支障のないように出来るだけべたつかないタイプのハンドクリームを選びましょう。

また、「首」と付く部位、例えば手首や足首を温めると体が温まりやすいので、温感ハンドクリームを塗ることもオススメです。

ただ、注意しなくてはいけない点として、温感ハンドクリームのなかにはトウガラシエキスを使用したものがあります。
肌の弱い方は赤くなってしまったり荒れてしまう可能性もありますので、使用するのであれば撮影当日までに自分の肌に合うか確認しておく方が安全です。

温感ハンドクリームは色々な種類が販売されているので自分に合った香りや効果のものを探してみるのも良いかもしれません。

腹巻

可能であれば腹巻の着用も効果的です。
お腹周りは血流が多い場所ので、此処を温める事によって全身を冷えから守る事が出来るのです。

最近は薄手で温かい腹巻も販売されているので露出の少ない衣装や筋肉スーツなどの下にも着用することが可能!
またお腹周りだけでなく、胸元から腰骨付近までの長い丈の腹巻もあるようで、衣装下の腹巻の段差が気になるという場合はこの長い丈の腹巻も有用です。

寒さが厳しければ、腹巻とカイロを組み合わせる事もかなり効果的。
お腹や背中、腰回りを温めることが出来れば撮影中に凍えて動きが鈍くなる、といったリスクをぐっと減らすことが出来ます。

屋内編

コールドドリンク

屋内では空調が効いている会場も多く、のぼせて顔が赤くなるなど、逆に暑さで撮影に支障が出る場合もあります。
その場合は、冷たい緑茶やコーヒーがオススメです。
コーヒーや緑茶に含まれるカフェインの作用を利用しましょう。
今度は逆に、火照り過ぎた肌の紅潮を抑えるために首筋にペットボトルを当てると段々暑さが落ち着いてきます。

ただ、冷たい飲み物でも温かい室内にずっと置いているとぬるくなってしまい効果が薄れてしまうので、屋内会場でどこに冷たい飲み物が売ってあるかを事前に確認しておいた方がいいです。

屋外編

冬場のイベントで、一番過酷なのは「屋外」です。
屋外イベントは、初めは我慢できる程度の寒さでも、長時間外にいると体の芯から冷えてしまいます。
そうなると、体が温まるまで時間がかかったり、風邪を引いてしまうこともあるので、しっかりと防寒対策をしましょう。

ラップ

屋外で一番気を付ける事は「末端からの冷え」です。
地面に近いほど気温が低いので、特に足先はかなり冷えやすい状態になっています。

そこでオススメしたいのがラップ
ラップは風を通さないのはもちろんのこと、保温性に優れているので、靴や足袋を履くキャラクターのコスプレであれば、足先にラップを巻く事でかなり効果的な防寒になります。
可能であれば靴下の上からラップを巻くとベストですが、難しい場合は素足の指先に巻きましょう。

爪先用のカイロや足首用の温熱サポーターも販売されていますが、靴がきつくなったり、衣装が不格好になってしまう場合があります。
そのような時でもラップでの代替がとても便利。
何より超安価でかつ、手軽にしっかり防寒が叶う有能なアイテムです。

レインコートのズボン

ズボンを履けるキャラクターであれば是非活用して欲しいアイテムはレインコートのズボン
こちらは100円均一でも購入可能です。
レインコートのズボンは驚くほど簡単に目立たず厚着ができ、120デニールのタイツと組み合わせれば更に暖かく快適です。

末端と同じくらい下半身の冷え対策は防寒の肝なので、屋外イベント時には是非活用してみてください。

どうしても寒い時の対処法

それでも風が強かったり、曇りだったりするとどうしても寒い時もありますよね。
そんな時には、手足の指に力を込めてグーとパーを交互に作る運動を繰り返したり、かかとの上げ下げ運動などがオススメです。

また、耳つぼを押すことにより体を温める方法もあります。
衣装や装飾で耳を触れない!という状況でなければ是非試してみてください。

寒い時の対処法
①耳裏や頬側の耳周辺を軽く押す
②指で耳全体を挟んで上下に摩る
③耳の上の方を指三本を使って緩く押し上げる
④耳の下~鎖骨くらいにかけて首筋を軽めに摩ってマッサージ

しばらく続けているとじんわり体がポカポカしてきます。

2021年2022年のイベント紹介

最後に今後の冬季開催予定コスプレイベントを紹介します。
これからイベントに参加したいと思っている人は地区別に紹介しているので参考にしてみてください。

2021年

関東

関西

中部

東海

東北

中国

九州

北海道

2022年に開催を予定されているイベント一覧

【関東】

  • acosta! at 池袋サンシャインシティ(東京)
  • COS-MIX! in 石神井(東京)
  • WIZ at みらい館(東京)
  • 新春コスプレ博TFT(東京)
  • えざき舎in稲毛海浜公園(千葉)
  • えざき舎in青葉の森公園芸術文化ホール(青葉の森公園)(千葉)
  • 稲コス!(千葉)
  • 和風の会 in 産業(埼玉)

【関西】

  • コスメル in 大阪コスモタワー(大阪)
  • コスメルin安満遺跡公園(大阪)
  • 花の文化園(大阪)
  • コスメル in 旧二葉小学校(兵庫)

【中部】

  • キャラフェスin多治見セラミックパークMINOVol.51(岐阜)

【東海】

  • キャラフェスinモリコロパーク dolly-Vol.23(愛知)

【東北】

  • ほごコス!飫肥城下町(宮崎)
  • ほごコス!博物館(宮崎)

【九州】

  • あに街@高取商店街(福岡)

2022年のイベント予定も続々発表されていますね!
野外でのイベントも多いので、しっかり防寒対策をして参加したいものです。

まとめ

今回は冬のコスプレイベントでの必須アイテムとして「屋内・外共通編」「屋内編」「屋外編」を紹介しました。
どんな季節でも、参加したイベントのロケーションをいっぱい楽しんで、最高の写真を撮りたいものですよね。
冬場の寒さに負けず、万全の防寒対策をしてコスプレイベントを楽しみましょう!

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