【図で解説】どんな目でもアイメイクで作れる!コスプレアイメイク技法

コスプレメイクで皆さんが力を入れるのはアイメイクではないでしょうか?
目元一つでかなり印象も変わるので上手くいかないと全部が台無しのような絶望感を味わってしまうことに…。
キャラクターによってツリ目だったりタレ目だったり、大きかったり小さかったりと様々。
アイメイクを制さなければコスプレメイクは完成しないと言っても言い過ぎではないのでしょうか。
今回はコスプレメイクな中でもアイメイクだけに絞って解説。
目元でキャラクターにグッと雰囲気を近づけましょう!

大きな目を作ろう!

今回のアイシャドウは『excel』のスキニーリッチシャドウSR03ロイヤルブラウンを使用して解説します。

①はベースカラー、②は薄い茶色、③は濃い茶色です。
③は2つの色を示しています。

私は基本的に右の③を使っていますが、キリっとしたキャラクターや男装は右側の濃い茶色。優しい柔らかいキャラクターは左と右の③を混ぜるなど工夫してみましょう。
まずはパッチリ大きな目を作りましょう!

1黒目の延長線上、眉の上にテーピングを貼ります。眉の形が希望じゃない形にならないよう、指で上げて位置を確かめてから貼るといいです。
2:アイホールに①のベースカラーをのせる。(図A)
3二重の幅に②の薄い茶色をのせる。(図B)
4アイラインを引く位置に③の濃い茶色をのせる。(図C)
5黒目の上にも③の濃い茶色を丸くのせる。(図C)
6目頭から黒目までの下まぶたにハイライトを入れる(図D)
7:目尻の下まぶたに③の濃い茶色をのせる。(図E)
8:ふたえラインを③の濃い茶色で引く。(図F)
ここで必要な人はマスカラやビューラーをするといいです
9黒目の位置に一番ボリュームがあるタイプのつけまつげを上につける。
10:下にもボリュームのあるつけまつげを付ける
※この時に大きくしたい度合いによって目のふちから下に離して付けるとより大きくなります!離した場合は白ペンで目との隙間を埋めましょう。
11:アイラインは上のみ目頭から目尻にかけて引く。
※ラインの太さは少し目尻を太めにするといいです。鏡を見ながら少しづつ調整すると◎。

もしも大きくはなったけど派手過ぎ…という場合は、
つけまつげの形状は黒目が長いもののまま長さとボリュームを調節する
③の濃い茶色の色味を左を多くして明るくする
下まつげを目のふちより下につけてみる
など調整してみましょう!

タレ目を作ろう!

可愛い雰囲気になるタレ目を作ってみましょう!

1:目の上のラインから沿うように延長線を考えてテーピングを貼る。
これも指で確認して位置を調整してから貼りましょう。
2:①のベースカラーをまぶた全体に眉の下まで丸くのせる。(図A)
3:アイホールに③の濃い茶色を丸くのせる。(図B)
4:アイラインを目尻が下向きになるように目頭から細く長めに入れる。
5:つけまつげが目尻よりも外に下向きにつくように調整してつける。
6:下は目尻が目のふちより下に少し離れてつくように調整して目頭からつける。

タレ目は柔らかな表情を意識して、アイシャドウを丸みが出るように円の形にのせると良いです。
アイラインとつけまつげでタレ目が作られるので練習するといいですね。

少しでも費用を抑えたい方向けに100均のつけまつげでなりたいキャラクターのアイメイクを作る方法は「“ダイソーのつけま”でなりたいキャラの目を手に入れる!【つけま選びのポイント】」で紹介していますので参考にしてみてください。

ツリ目を作ろう!

男装で多く活用出来る、キリっとしたツリ目を作ってみましょう!

1:目の下のラインから沿うように延長線を考えてテーピングを貼る。
2黒目の上に②の薄い茶色を淡めにのせる。(図A)
3目尻に③の濃い茶色をのせる。(図B)
4目頭の上と下にハイライトを入れる(図C)
※目頭に沿うように><←このように細すぎず太すぎず入れるといいです!
5:アイラインは目の中心から目尻にかけて徐々に太く入れ、目尻は実際よりも上がるように長めに入れる。
6:下もアイラインを目の外側1/3に入れ、上のアイラインとつなげる。
7目尻が長いタイプのつけまつげを目尻のアイラインに合わせてつける。
※アイラインを上げて引いているので、つけまつげも斜めにつけることになります。
8:下も目尻が長いタイプのつけまつげを選び、上げた目尻のアイラインに合わせてつける。

ツリ目はクールな印象なので、アイシャドウは薄くつけると良いですよ。
目頭のハイライトもクールな印象に役立ちます!
こちらもタレ目と同じく、アイラインとつけまつげが重要なポイントなので慣れるまでは練習が必要かもしれません。

細い目を作ろう!

ヒールなキャラクターなど細い目が特徴な人物もいますね。
切れ長の美しい細い目を作りましょう。

1:ツリ目の時よりは上に上げませんが、真横よりは若干上向きにテーピングを貼る。
2:①のベースカラーを目尻にのせる。(図A)
3:③の濃い茶色を目尻に細く入れる。(図B)
4下まぶたの目頭から目尻に①のベースカラーをのせる。(図C)
5下まぶたの目尻に③の濃い茶色を細く入れる。(図D)
6:黒目から少し太くなるように目頭からアイラインを入れ、目尻は気持ち上げる。
7:下は細くアイラインを入れる。
8:つけまつげは短めのものを目尻にのみつける。

強い印象にしたければ工程3の③濃い茶色を目頭から長く入れたり、上と下のアイラインを繋げたりしましょう。

間隔が狭い目を作ろう!

自分の目の位置がキャラクターと合わないこともありますね。
メイクで目の位置も変えられるので活用してください!

1:黒目の上から目頭にかけて③の濃い茶色をのせる。(図A)
2下の目頭にハイライトをのせる。(図B)
3下の目尻に③の濃い茶色をのせる。(図C)
4:アイラインを目頭が太く目尻に向かって細くなるように入れる。
※目頭ラインも描くと更に両目が近づきます。
5:下は目頭から1/3だけ粘膜にアイラインを引く。
6目尻が長いタイプのつけまつげを選び、目頭側が長くなるようにつける。
※目頭が長いタイプのつけまつげは売っていないので、目尻が長いタイプを買って通常と左右を逆にして使います!

1の工程の③の濃い茶色を目頭側に強くのせるか、淡くのせるかによって両目の間隔が変わって見えます。
また、目頭ラインも入れるのと入れないのでは随分印象が変わるので、近づけ過ぎないよう鏡で確認しながら少しづつ足していくと失敗しませんよ!

間隔が広い目を作ろう!

さて今度は両目の間隔を広げましょう
上の間隔を狭くするメイクとこのメイクを両方試してみると、想像以上に驚くほど顔の印象が変わります。

1:アイホールに①のベースカラーをのせる。(図A)
2目頭に沿うように①のベースカラーを上下にのせる。(図A)
3黒目の上から目尻、そして下の目尻まで②の薄い茶色をのせる。(図B)
4黒目の上から目尻にかけてアイラインを引く。
5:下は目尻のみ細くアイラインを引く。

これで両目の間隔は広がったと思います。
もしも更に間隔を離したい場合は
上のアイラインを伸ばしてみましょう
工程3の②の薄い茶色を③の濃い茶色にしてみましょう
下につけまつげをつけてみましょう
下のつけまつげを目よりも下につけて白ペンで隙間を埋めてみましょう

ただ上の方法全てをしてしまうと多くの人は目指していた所と違った顔が出来てしまうと思います。
鏡もドアップで見ていると良く分からなくなってきてしまうので、たまに全身が映るような大きなものでも確認しながら少しづつ様子を見つつ試してみましょう!

まとめ

目を大きくしたり、細くしたり。タレ目にしたりツリ目にしたり。両目の間隔を狭くしたり広げたり…。本当にコスプレって大変だなと思います。笑
でもそれぞれを試してみると印象が全く変わります。
意外と自分の顔の特徴というものは自分で把握出来ていないこともあるので、どれも一度試して写真に残しておくと今後の参考になり非常に役立つと思いますよ。
必要なさそうだなと思ったメイクでも写真に写った自分の顔を客観的に見てみると、意外とこのキャラクターはこのメイクがいいんだな!とか気づくものです。
その際には今回のようにアイシャドウを一種類に統一して全てのメイクをしてみると違いが分かりやすくて良いですよ!!

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