最近は『鬼滅の刃』嘴平伊之助、胡蝶しのぶ、甘露寺蜜璃、『ヒプノシスマイク』の飴村乱数など、髪色がキレイにグラデーションカラーになっているデザインのキャラクターが多いですね!
そんなキャラクターのコスプレをする時は、ウィッグをグラデーションに染める必要があります。
どんな風に染めればいいかと言うと、染料を溶かしたお湯に、ウィッグのグラデーションに染めたい部分を浸ければいいんです!
この方法で簡単にグラデーションウィッグを作ることができます。
おはようございます🌞
ヴィルさんのウィッグできた🙋♀️👑
あとでヴィルのメイクしてみよう☺️
ツイステの中でも濃いめだから絶対楽しい👍✨
早くポム寮のストーリー見たい😂🍎このグラデーションにはみやこ染さんのポリエステルダイのパープル使いました🙋♀️
#ゆき衣装 pic.twitter.com/dId1qkZnBb— ゆき🥀 (@haru0v_v) March 28, 2020
グラデーションに使用!みやこ染「ポリエステルダイ」
ウィッグ染色動画😆
グラデーションの工程になります
染料:ポリエステルダイ・スカイブルー
加熱染色🔥🔥
ポリエステルダイは染まりやすいので濃色染にもオススメです😉#桂屋ファイングッズ #ウィッグ染色 #クラッセ #CLASSE pic.twitter.com/xT5mrBfNnM— みやこ染 (@info_miyacozome) October 17, 2018
グラデーションウィッグを作る時には、みやこ染の「ポリエステルダイ」という染料を使用します。
ポリエステル素材のものを染める染料で、90度くらいのお湯に溶かして使用します。
そのため、染めたいものがすっぽり入るサイズの鍋が必要になります!
服を染める時はかなり大きな鍋が必要ですが、ウィッグの一部を染めるだけであれば直径30cmくらい・高さ20cmくらいのうどんなどを茹でるようなお鍋で大丈夫です(笑)
なお、使用後の鍋は料理には使えないので、使ったお鍋は染色専用にするか、別で新たに用意してください!
以前ご紹介した『358色から希望の色にコスプレウィッグ染め【色落ちしないウィッグのコピック(油性ペン)染め方法】』や『ウィッグを染める【ベストカラー編】ムラなく黒や暗く染めることもできる方法!』では、除光液やお酢を使用するので作業中のにおいが気になってしまいますが、「ポリエステルダイ」はお湯しか使用しないのでにおいの心配が無いのが良いですね!
みやこ染「ポリエステルダイ」でウィッグを染める方法
それでは、方法を解説していきます!
まずは用意するもの。
・耐熱ウィッグ
・お好みのカラーのみやこ染「ポリエステルダイ」
・大きめの鍋
・ゴム手袋
・トングか割り箸
手順1:ウィッグをざっくりカット&水で洗う
まず、染めたいウィッグに下準備を施しましょう。
やりたいキャラクターの髪型風に、ざっくりとカットします。
染める時どこまで染めるかの目安にするために、前髪やサイドの毛などを、やりたいキャラクターの髪型に近付けておいた方が良いです!ただの目安なので完全に形を作らなくて大丈夫です。
また、染めてから更に調整しやすいように少し長めに切っておいてください。
続いて、カット出来たらウィッグを水洗いします。
これは、新品のウィッグに付いているコーティング剤を落として染まりやすくするためです。
水洗いできたら軽くしぼっておきます!
これで下準備完了です。
手順2:90度のお湯で「ポリエステルダイ」を溶かす
適当なカップに90度程度のお湯を300ml入れて、「ポリエステルダイ」を半分入れて溶かします。
ウィッグをグラデーションで半分溶かすならこのぐらいの量でOK!
染料が手に付くと洗い落とすのが大変なので、ゴム手袋をして作業しましょう!
服にハネたら落ちないので、汚れてもいい服やエプロンなども適宜着用してくださいね。
手順3:鍋にお湯を沸かし、[手順1]の液を3分の1ぐらい投入
グラデーションで染めたいので、染めは2回に分けます。
まず1回目に薄めに染めて、次に液を濃くして2回目の染めを行います。
そのため、まずは[手順1]で作った液の3分の1を鍋に投入して、薄めの染め液を作ります!
投入後は、用意している割り箸やトングなどで軽く混ぜてください。
手順4:グラデーションの開始位置までウィッグを浸す
ここでいよいよウィッグを染めます!
ウィッグの上部分を掴んで、グラデーションの開始位置までゆっくりと浸します。
※ウィッグの上半分をグラデーションに染めたい場合はウィッグの毛先の方を掴んで、頭頂部側を浸してください!
浸けられたらゆっくりとウィッグをお湯から上げて、垂れる液が床などに落ちないよう鍋の上でキープします。
濡れたウィッグは重いので腕が痛くなるかもしれませんが、我慢して!(笑)
手順5:[手順1]の液を追加投入し、濃く染めたい部分を更に浸す
続いて、[手順1]の原液を追加投入し、濃く染めたい部分を更に浸していきます。
この時、一気に残りの液を入れてしまわず少しずつ様子を見ながら何度かこの工程を繰り返すと、繊細で綺麗なグラデーションに仕上がります!
大ざっぱにやらずに時間をかけてあげると綺麗に出来ますよ。
手順6:割り箸やトングでウィッグのお湯を絞り、水洗い
綺麗に染め上がったら、鍋の上で割り箸やトングを使ってウィッグのお湯を絞り切ります。
そして、水でしっかりとすすぎます。
あらかじめ水洗い用のバケツなどを足元に置いておくと、作業がスムーズですね!
この時のすすぎをしっかり行わないと、ウィッグ着用時に衣装へ色移りしてしまう危険があります!
時間をかけて丁寧に、色の付いた水が出なくなるまで水洗いをしてください。
手順7:乾燥させて、ウィッグカット&セット
水洗い出来たら、お風呂場の換気扇の下やベランダなどに吊るしてウィッグを乾かしましょう。
水洗いをどんなに丁寧にやっても、どうしても色水が垂れてしまうことが多いので、ベランダよりも掃除のしやすいお風呂場を推奨します。
完全に乾いたら、手で触ってみて染料が付かないか確かめてみましょう。
大丈夫そうだったら、カットとセットを行ってください。
以上で完成です!!
より濃い色に染めたい場合は「濃色促進剤」を使おう
みやこ染「ポリエステルダイ」の中には、『濃色促進剤』という薬剤が同梱されています。
これを使用すると、よりくっきりと濃い色で染めることが出来ます!
「鬼滅の刃」のキャラなどは、グラデーションだけど境目が結構くっきりとしていますよね。
ああいった雰囲気でグラデーションをしたい場合には、「濃色促進剤」の使用をオススメします!
使い方は簡単で、上の[手順2]の段階で鍋のお湯に「濃色促進剤」を一緒に投入するだけ。
「濃色促進剤」は最初に一気に全部入れてしまって大丈夫です!
まとめ
やってみると意外と簡単に出来るグラデーションウィッグの染色。
有名キャラクターだと既にセットされた商品が売っていることが多いですが、自分で作ると細部までこだわることが出来るし、何より愛着が湧きますね。
また、本来グラデーションにはなっていないキャラクターのウィッグでも、さり気なく同系色でグラデーションにしてあげることで、不思議な深みのあるカラーにアレンジすることも出来ます!
今回は上下でグラデーションに染める方法をご紹介しましたが、前と後ろでグラデーションやツートンカラーに染めることもできます。
創作コスプレにも使えそうですね!!
色々な応用が利くグラデーションウィッグ作り、ぜひぜひ挑戦してみてください!
(再投稿)ウィッグの染め方動画です🎶
使用染料
ポリエステルダイ:スカイブルー・ローズピンク
加熱🔥しながら染めるとあっという間に染まります😁
他の染め方は↓↓https://t.co/nJmuTB3p2u#みやこ染 #ウィッグ #ウィッグ染め方 #ポリエステルダイ #コスプレ #衣装 #メッシュ pic.twitter.com/YD91DvyGit— みやこ染 (@info_miyacozome) June 4, 2020