コスプレに必要不可欠なウィッグ。
ウィッグを初めて買った時はワクワクして家で何度も被って試したり触っているうちに段々と絡まりだして結局長く使うことなく駄目にしてしまいました…。
私は勉強不足で初ウィッグを傷めてしまいましたが、事前に知識さえあれば消耗品であるウィッグも綺麗に長く使うことが出来ます!
その為にも持っていた方がいい『ウィッグお手入れグッズ』を今回は紹介します。
本来はウィッグ専用の物で揃えられれば一番いいのですが、色々とお金のかかるコスプレ。
本格的なグッズと合わせてお手軽な価格の代用品も紹介しますので参考にしてください。
スタートは代用出来るものはお手軽価格なものを買って、徐々に本格的なグッズを揃えていく方法もオススメです。
ブラシ
地毛と同じようにウィッグも使っていると絡まってきてしまうのでブラッシングはウィッグにとって非常に大切です。
でも普段地毛をとかしているブラシやコームはウィッグには適しません。
人毛とウィッグでは全く違う素材だからです。
普段地毛に使っているブラシでウィッグを梳かすとクシ通りが悪いですし、ウィッグは静電気が起きやすいので逆に傷ませてしまうことがあります。
ウイッグには金属製のものが適していますので、金属製のものを選びましょう。
ウィッグ専用
約500円~2,000円で購入出来ます。
ロングウィッグが短時間でブラッシング出来るという口コミが広がり様々なウィッグメーカーもタングルティーザーの製品を販売しています。
人毛用の商品なのでウィッグにも地毛にも使え便利ですね。
イベントなどへの持ち運びを考えると蓋がついているタイプがオススメ。
お手軽代用品
お手軽に買える代用品としては100円ショップに売られている金属製の犬用のブラシがオススメです。
私も試してみましたがサラサラに梳かすことが出来きましたし何も問題ありませんでした。
またかなり目の荒い金属製のブラシはシャンプーをする時にも使うので100円ショップの犬用ブラシは1つあると便利です。
コーム
セットやカットの際にブロッキングしたり、分け目を作ったり、またウィッグに巻き込んでしまった地毛を出す時などコームがあると便利です。
ウィッグスプレー
シリコン配合のスプレーをブラッシングの前に使うことで、クシの通りを良くし静電気や絡みを防いでウィッグのダメージを抑えることが出来ます。
ウィッグを良い状態で長持ちさせる為にも使った方が良い商品です。
ウィッグ専用
約1,000円~2,000円で購入出来ます。
お手軽代用品
シリコンスプレー(300円~)
ホームセンターなどで売っているシリコンスプレーで代用することが出来ます。
ウイッグにはKURE5-56を使っている人が多いです。
効果は抜群で絡みも取ることが出来ますし、ツヤもきちんと出ます。
かけ過ぎてしまうとベタついてしまうので、ブラシに吹きかけてからブラッシングする方が安全です。
床についてしまうと非常に滑りやすくなるので、その点だけは気をつけて新聞紙を敷くなどしてからウィッグにスプレーしましょう。
ベビーオイル・ローション
1000円以下
ベビーオイルを数滴、手で良く伸ばしてから全体になじませるとツヤを出すことが出来ます。
絡まった部分につけてブラッシングするとスムーズに解くことも出来ます。
またベビーオイルを精製水で薄めたものをよく振ってスプレーすることで静電気を防ぐことも出来ます。
ツヤが出過ぎないようにしたい時にはベビーローションが便利です。
わざわざ買うとウィッグ専用品と同じような価格になってしまいますが、容量が多いですしベビーオイルは全身にも使えるという利点があります。
シャンプー
地毛と同じ様にウィッグも汗やホコリ・匂いなどが付いてしまいますので定期的に洗う必要があります。
ワックスやスプレーなど使ってセットした後、長期間使用しない時は必ず洗いましょう。
ウィッグ専用
約600円~1,000円
ウィッグには化繊で出来ているものから人工毛など色々な種類があります。
素材に合わないものを使ってコーティングを落としてしまったりすることが心配な場合は専用のシャンプーだと安心です。
お手軽代用品
約600円~1,500円
人毛用のシャンプーを薄めて洗うことも出来ます。
ノンシリコンやアミノ酸のシャンプーの方が比較的適しています。
でも慣れてくるとシャンプー前に良くブラッシングして、きちんと薄めて使えば人毛用でも大丈夫だなと思って普段のものを使うこともあります。
柔軟剤
柔軟剤はウィッグにとって非常に力強い味方です。
リンスやトリートメントの役割を担ってくれる物で、パサつきやテカリまた絡みも防いでくれます。
“繊維潤滑剤”か“シリコーン”が入っていないと逆効果になってしまうので気をつけましょう。
ただ商品に書いていないことが多いのでサイト等で調べて確認する必要があります。
レノアハピネス、ハミングフレアはウィッグのお手入れに使うことが出来ます。
バケツ・洗面器
シャンプーや柔軟剤でお手入れする時に使います。家にあればそれで問題ありません。
新しく購入する場合は、ロングのフルウィッグが洗える大きさの物がおすすめです。100均でも売っています。
また洗面台で代用することも出来ます。
ただ柔軟剤などで長時間浸け置きすることがあるので、その間洗面台を使うことが出来ないと不便であれば一つ用意すると良いでしょう。
ウィッグスタンド
ウィッグを長持ちさせる為に重要なことの一つに保管方法があります。
ウィッグスタンドは型崩れを防ぐためにも有効です。
せっかくブラッシングなど丁寧にお手入れしても適当に保管してしまうと出した時に使い物にならなくなっています。
ウィッグスタンドは通気性もよく、型崩れや手先の流れに嫌なクセがつくことも防げるので一番理想的な保管方法です。
ただウィッグが大量に増えてくると置き場所に困ってしまうという難点はあります。
またウィッグを洗った後に乾かす時にも使います。
ウィッグ専用
約500円~1,000円
お手軽代用品
・新聞紙
頭のサイズに新聞紙を良く丸めウィッグを詰めてウィッグネットで包んで保管します。
新聞紙は水分も吸収するので形を崩さず湿気を防ぎながら保管することが可能です。
・ヘッドマネキン(約600円)
ダイソーには発泡スチロール製のヘッドマネキンが売っています。
ウィッグスタンドの代用品として十分使うことが出来ます。
ただし、ウィッグの安定が悪く落ちてしまいやすいので滑り止めを付けたりマジックテープで固定すると使いやすいでしょう。
100円ショップの植木鉢スタンド
新聞紙の進化系として、逆さにした植木鉢スタンドに新聞紙を丸めたものを固定します。
こうすることで新聞紙のみの時よりも安定しますし、毛先にクセが付きづらくなります。
色々な物で代用することが出来ますね。
ただやはりウィッグスタンドが一番便利で有効なので一度買うと他の代用品では物足りなくなるかもしれません。
はさみ
始めは大胆なカットはあまりしないと思いますが、前髪をカットして調整することはあるでしょう。
そして地毛とウィッグでは素材が全く違うのでカットに使うはさみも歯の形状が異なります。
スキばさみもあると便利です。
ウィッグ専用
約2,500円~6,000円
お手軽代用品
100円ショップにも人毛用のはさみやスキばさみが売っています。
正直切れないことはありませんが切りにくいです。
ウィッグを自分でカットする機会が多いのであれば、専用のハサミをオススメします。
梳かしながら切るタイプのスキばさみは更に引っかかりがあって私はオススメしづらいのですが上手に使っている人もいます。
私は始め100円ショップのはさみを使いましたが、仕上がりが断然変わるよと友達に熱弁されて買いました。
腕の問題で残念ながら仕上がりの違いは然程ありませんでしたが、使い勝手は専用の方が良かったので上手にカット出来た気がします。
ウィッグネット
ウィッグを被る際に必要です。
これがないと不自然になってしまうので必ず使います。
ウィッグ専用
約200円~500円
お手軽代用品
100円ショップにはウーリーネットという商品名でウィッグネットが販売されています。
少しホールドが弱いのが弱点ではあります。
また100円ショップのメッシュの水泳帽を代用品として使うことも出来ます。
ウィッグを購入した際に付いてきたり、ウィッグと一緒に変えば送料がかからない場合もあるのでチェックしてみましょう。
保護ネット・カバーネット
ウィッグの購入時についてくることが多いですね。
これもないと困る大切なお手入れ道具なので捨てないでください。
ウィッグをしまう時や持ち運びの際は必ずこの保護ネットに入れましょう。
そうでないと形も崩れますし、絡まってしまいます。
長く使っていると破れてしまうこともあるので、その場合は購入しましょう。
100円ショップのヘアアクセサリーコーナーにあります。
まとめ
ウィッグは地毛のように伸びないのできちんと手入れすれば理想の形を保てます。
逆に地毛とは違って一度間違ったお手入れをして傷ませてしまうと元に戻すことは非常に困難です。
せっかく購入した大切なウィッグ。
お手入れグッズを揃え、正しいケアをして長くコスプレの友として使えるようにしましょう。
後日詳しいお手入れ方法の記事もアップしますので、そちらも参考にしてみてください。
初めまして!福岡でコスプレ活動しているさらと申します。初の執筆記事となりますが、皆様に役立つ情報を少しでも多く紹介していきたいと思います!今回はわたしが普段使用している“コスプレ用カラコン”についていくつかご紹介します。[…]