毎月一人のコスプレイヤーを指名し特集している月イチ企画「emoma!カバーガール特集」。
2020年はなんと、日本最大のコスプレ事務所12カンパニー(以下、12co)と1年間の連載タイアップ!!
今年1年間かけて12カンパニーのコスプレイヤーが登場し、それぞれの魅力をたっぷりお届けします。
12カンパニーとは──
<コスプレの可能性を広げたい>
コスプレに本気で取り組む私達は、作品の世界観やキャラクターの特色などを大切に表現できるチカラをもっています。
その思いから誕生した12COMPANYでは、ACG(アニメ・漫画・ゲームの文化を反映した二次元カルチャーの総称)領域における豊富な知見を活かし、これまでに多くの企業様のプロモーションに協力させていただきました。
単なるコスプレイヤープロダクションの枠に縛られず、ACG領域におけるマーケティングプロフェッショナル集団として、様々なサービスメニューを開発、最も効果的なソリューションを提供いたします。
そして、第三弾の2020年3月号を飾るのは・・・
『倉坂くるる』(Twitter:@Kururu_45)さんです。
コスプレ歴10年以上なのに、意外にも事務所所属は初とのこと。
ロリ系からお姉さん系まで幅広くこなすコスプレ以外にも歌手としても活躍している、まさに「歌うコスプレイヤー」。
実際にインタビューしてみると、一つひとつの質問に真摯に答えていただき真面目で本当にファン想いな方でした。
それでは、さっそく前編をお届けします!
毎月一人のコスプレイヤーを指名し特集している月イチ企画「emoma!カバーガール特集」。2020年はなんと、日本最大のコスプレ事務所12カンパニー(以下、12co)と1年間の連載タイアップ!!今年1年間かけて12カンパニーのコスプレ[…]
コスプレは楽しいだけではなく、多くの人と出会いのきっかけに
幼少期から“ごっこ”遊びが大好きで、ちょうど『美少女戦士セーラームーンR』が私の世代なので子ども用のセーラームーンの衣装を着て、なりきる遊びをやっていました。
その影響のせいか自然とコスプレにも興味を持っていました。
コスプレは、いつもの自分じゃない自分になれる“非日常感”を味わえることが一番の魅力だと思います。
それにコスプレを通じて繋がれた仲間も多くいて、今やコスプレイヤーじゃない友人は貴重な存在になりつつあります。
コスプレ自体の楽しさも当然あるのですが、それに相乗して仲間との出会いや思い出が残せることも魅力的な部分だと思います。
『NARUTO』の春野サクラちゃんだったと思います。
小学生の頃に『NARUTO』の画像をいっぱい集めたくて画像検索していた時に、カッコいいコスプレをしている人の画像を見て「こんなカッコいい趣味があるんだ、私もやってみたい」と思いコスプレに本格的に興味を持ち始めました。
ただ当時は小学生だったのでイベントに参加する方法も分からなかったし衣装を買うお金もないし、コスプレしたくても出来なくてモヤモヤしていました。
でも中学を卒業する頃には、テレビで電車男が流行ったり、『涼宮ハルヒの憂鬱』などの人気アニメの影響でオタク文化が広まり、またメイドカフェブームも起きて、コスプレ衣装も手軽に買えるようになっていたので、高校生になってアルバイトで得た初めてのお金でコスプレ衣装を買いました。
隣の席のオタク
高校2年生の頃に同じクラスで隣の席にいたオタクの男子に考えてもらいました。
実はハンドルネームは高校1年生の頃から5回くらいコロコロ変えていて、そろそろきちんと覚えてもらえる名前にしたいと悩んでいたのでオタクだった男子に考えてもらいました。
被らない苗字・名前はひらがな3文字・最後に「ら」行(最後に「ん」が付けやすいように)の3つリクエストをしたら苗字と名前のリストを作ってくれたので、その中から今の『倉坂くるる』にしました。
でも、10年以上経った今もまだ一回もしっくり来てません。笑
“くるる”という名前がアニメキャラに居たら明るいイメージがあると思うので名前だけ見るとそういうイメージが先行しちゃうと思うのですが、本当は私自身、根暗な人間なのに名前に引っ張られて明るく振る舞ってる節があるので、ちょっと名前負け感があって正直気に入ってません!
名前が可愛すぎて恥ずかしい気持ちもあって、お仕事関係の場で挨拶するときは基本的には“倉坂”ですと苗字だけを言うようにしてます(笑)
あ!でも、周りの人からは“くるる”はキャッチーで覚えやすいから良いと思うと言ってもらえるので、その点は気に入っています。変える気はないんですよ。
事務所に所属して凄く良かった
高校卒業後、専門学校をドロップアウトしてからずっとメイドカフェで働いていたのですが、友人経由でコスプレの撮影会などに誘われて出演するようになりました。
好きなことでお金をもらえるなんて!と感動したのを覚えています。それから撮影会やイベントのお仕事が増えていったので、メイドカフェを卒業してコスプレ活動に注力するようになりました。
フリーで活動していたコスプレイヤーの友人が他の事務所に所属した時に、活動内容や金銭面でネガティブな話をたくさん聞いていて、事務所に所属することはマイナスなイメージが大きかったので、これまでは事務所のお誘いは全て断っていました。
ただ、12coの方から2019年の初め頃に連絡をいただいて話を聞いて、きちんとコスプレイヤーの為の事務所であることを説明してくださったのでチャレンジのつもりで所属を決めました。
また、昔はフリーでも仕事はあったのですが数年前からいわゆる商業コスプレイヤーと言われるメディアに露出するコスプレイヤーも増えてきて、対企業の仕事は事務所に所属していないと中々受けられない現実もあったので、タイミング的にも合致したと思います。
フリーの時はスケジュール管理やメールの返信等を全部自分でやらないといけなくて、ダブルブッキングをしてしまったりとミスも多々あったのですが、事務所だとマネージャーが管理してくれるのでとても助かっています。
その分SNSの更新や衣装製作等に時間を当てられるようになったので精神的にも楽になりました。
さらに、フリーじゃなかなか頂けない海外案件や大きなイベントの公式案件を定期的に頂けるようになったので凄く嬉しいです。
今、フリーの人でも自分のやりたいことと事務所の意向が合致すれば所属することは是非オススメしたいと思います。
歌うコスプレイヤー
事務所所属前から地下アイドル的な活動をしていて、ソロやユニットでライブに出演して歌っていたんですが、もっと大きな舞台で歌ってみたい、歌で色々なことにチャレンジしたいという夢があったので、事務所に所属する際にその話もさせていただきました。
“コスプレ事務所ではあるが、きちんと歌の活動もサポートする"と言って頂けたのも、所属を決めた大きな要因です。
当時は本当に絶望しかなかったです。。応援してくれている方に何て言えばいいんだろう、どうしようって思いました。
企画していたツアーは歌えなくなってしまったのでゲストさんに助けていただきつつ私はダンスパフォーマンスだけにしたり、声を使う仕事も既にいくつか決まっていたのを断らなければいけなかったり、悔しかったです。
私自身が受けるはずだった歌の仕事を他の人がやっているのを見ることが本当に辛かったです。
その時にファンの方に「今回はくるるん自身が一番悔しいのは僕らはわかっているから」と本当に温かいメッセージをたくさんいただいて、助けられました。心から有難かったです。
今現在の私は、流れに身を任せたら今のようになったと思ってるので、今後も好きなようにコスプレを楽しみたいです。
もちろんやってみたいことや野望はたくさんありますが、例えば凄く有名になって、テレビで見ない日はない!雑誌の表紙を飾りまくる!という存在になりたいとかではなく、これからもコスプレを自由に楽しんで、一生の趣味として関わっていきたいと思っています。
SNS疲れに引っ張られて、もうコスプレなんてやめちゃおうかなと思う瞬間なら正直ありました。
ただ、私からコスプレを取ると何もなくなっちゃうと言いますか、友人含め周りの人はコスプレしていなかったら出会えなかった人ばかりなので・・・。コスプレ仲間と疎遠になっちゃうのは寂しいなー、ファンのみんなにも会えなくなっちゃうしなー、じゃあ続けよっかなーという気持ちに最終的になります(笑)
もし、コスプレイヤーとして仕事がなくなってしまっても大好きなコスプレには衣装製作などで関わっていきたいと思っています。
まだまだやめるつもりもないですから、安心してください!
2020年はアニメキャラを増やします
ファンの方と会えるイベントを計画しても自粛の流れになると思いますので、YouTubeの生配信はいっぱいやろうと思います。
あとは“Twitterで絶対リプ返します”等のネット上だけでやれることを何かやろうと思っています。
ファンの方が大好きなので何か関われることはやっていきたいと思っています。
昨年は体調不良等で悔しい思いをたくさんしたので、今年は元気にいろいろなことにたくさん挑戦していきたいと思っています!
ぜひ、"歌うコスプレイヤー倉坂くるる"応援してくれたら嬉しいです。
よろしくお願いします!
去年はオリジナルのコスプレばかりしてたので、今年はアニメやゲームのキャラのコスプレをたくさんやりたいです。
池袋で開催されているacosta!には出来るだけ行きたいと思っています。
一問一答コーナー(前編)
このコーナーは、深く考えずに即答してもらうミニコーナー。コスプレイヤーの内面をちょっとだけ見れるかも!
では、さっそく行きましょう。
イケメンだったら、クラウドのコスプレがしたい。
マッチョや背の高いキャラは今は絶対に出来ないので是非やりたい。
日暮里に家を建てる。
日暮里に布の問屋街があるのですぐに行けるから。
あと整形したいし貯金したい。
お母さんと一緒に過ごす
ラーメンと餃子
空を飛びます
過去に行ってやり直したい
死ぬ。。寂しいから。
嫌だ。人間が良い!
あ、イルカなら良いかも。
暗記パン!
暗記力がなくて顔と名前が一致しないので覚えられるようにしたい。
まとめ
第三弾の3月号は倉坂くるるさんを迎えお届けしていますが、前編いかがでしたでしょうか。
ご自身を限界突破型と語る通り、頑張って頑張って限界超えるまで頑張っちゃうタイプで時には空回りしちゃうこともあるそうで、そこが悩みと言っていました。
インタビューしてみると、とてもしっかりと自分の考えを持っていますし責任感も人一倍強いからこそ何事も全力で頑張るんだろうなと思いました。
一言ひと言に信念を感じますし強い気持ちを持っている方だと感じました。
後編では、メイク方法や自身のコスプレにおける自身の強み、プライベートや異性についてをお届けします。
ファンの方へ嬉しいこと事も語ってくれましたので、お楽しみに☆
毎月一人のコスプレイヤーを指名し特集している月イチ企画「emoma!カバーガール特集」。2020年はなんと、日本最大のコスプレ事務所12カンパニー(以下、12co)と1年間の連載タイアップ!!今年1年間かけて12カンパニーのコスプレ[…]
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