毎月一人のコスプレイヤーを指名し特集している月イチ企画「emoma!カバーガール特集」。
2020年はなんと、日本最大のコスプレ事務所12カンパニー(以下、12co)と1年間の連載タイアップ!!
今年1年間かけて12カンパニーのコスプレイヤーが登場し、それぞれの魅力をたっぷりお届けします。
12カンパニーとは──
<コスプレの可能性を広げたい>
コスプレに本気で取り組む私達は、作品の世界観やキャラクターの特色などを大切に表現できるチカラをもっています。
その思いから誕生した12COMPANYでは、ACG(アニメ・漫画・ゲームの文化を反映した二次元カルチャーの総称)領域における豊富な知見を活かし、これまでに多くの企業様のプロモーションに協力させていただきました。
単なるコスプレイヤープロダクションの枠に縛られず、ACG領域におけるマーケティングプロフェッショナル集団として、様々なサービスメニューを開発、最も効果的なソリューションを提供いたします。
11月号となる今回はひのきお(Twitter:@hinokio_q)さんです。
一見クールな印象に見える彼女ですが、インタビューした際には笑顔で沢山語ってくれたことが印象的でした。さらに元々一人で活動していたこともありクリエイターな一面もお聞きしてきました。
自分じゃない自分になれる事こそコスプレの魅力
コスプレのお仕事以外に普段は会社員として働いているのですが、普段の仕事や日ごろの生活においてストレスを感じやすいタイプなので、コスプレすることによってキャラクターの人生を生きている感覚になれることが魅力だと思っています。
強いキャラや可愛いキャラ、モテキャラなど普段の自分とは違う性格になれることで日ごろ感じるストレスの発散になりますし、私自身幼い頃に子役をしていて、その時に経験した“役作りをして何かになりきる”ということがコスプレにも通じていて、自分じゃない自分になれることが最大の魅力です。
目立つことやカメラの前に立つことは子役時代から好きで、さらに元々アニメなども好きだったので、コスプレが向いているんじゃないと学生時代の友人に誘われてコミケに行ったのがきっかけです。
その子が衣装を作ってくれることになったので私はカラコンとウィッグを用意して初めてのコスプレイベントに行きました。
幼少期は「セーラームーン」や「カードキャプターさくら」「プリキュア」などの変身するアニメは幼少期から見てたので変身願望は同時からあったのかもしれないです。
よりアニメにハマったのは学生時代で特に「化物語」や「進撃の巨人」「まどマギ」など時間があればずっと見てました。
撮影は何度かやったことはあったのですが、イベント自体はコミケが初めてだったのであの雰囲気に最初はビックリしました。
当時のコスプレは髪型なども滅茶苦茶だったのにも関わらず、私のことを撮影するための列が出来てて「こんなにも私を撮影してくれる人がいるのか」と感動した記憶があります。
初めてのコミケでやったのは「東方Project」の犬走椛(いぬばしりもみじ)というキャラクターで友人と併せをしました。
イベントではないですが、家では初音ミクを家族が寝静まった深夜にこっそりとやってインスタとかツイッターに上げていました。笑
深夜に部屋の隅っこでメイクして着替えて撮影してすぐに衣装はクローゼットの奥に隠していました。
心のどこかにコスプレ願望がやっぱりあったのかもしれませんね。
好きで始めたコスプレだから好きな活動をしていく
最初は目標を持つというよりは、とにかく楽しもうと思ってやっていたのですが、尊敬していたコスプレイヤーのまほれ(Twitter:@mqh0re)さんとお話させてもらった時に、SNSの反応など周りの目を気にしすぎちゃったり、自分が好きなキャラというよりも他の人の意見に左右されてコスプレしている事などを相談した時に、絶対に好きなことをやった方が良いとアドバイスをもらってから、自分が好きで始めたことなので改めて好きなように活動をしようと決めました。
その相談がきっかけで、まほれさんの内面もカッコいいなと想いますます推すようになりました。
コスプレの事務所があるということすら思っていなかったのですが、そういうものがあったら良いなと思いつつも、当時は一人でバーを貸し切ってイベントやったり撮影会を企画したり周りの方の力を借りつつ出来ていたので人に恵まれているなと思います。
公式コスプレイヤーや雑誌、生放送など一人の活動では叶えられないお仕事をしたかったというのが大きな理由です。
無くてはならないコスプレでもっと成長していく
一人でやっていた時は、やりたくないことはクライアントさんに自分で言わないといけなかったのですが、事務所だとクライアントさんとの折衝はしてもらえるので、そういう点ではコスプレイヤー自身が嫌われないように配慮されているし仕事に全力で集中することが出来るので有難いです。
公式キャラクターの仕事の場合だと、そのキャラクターに罪はないのに私自身の気持ちにモヤモヤが残ったままだと失礼になるので、そういう部分のケアもしてくれるので凄く仕事がしやすくて助かっています。
あとは、公式コスプレイヤーの仕事だと自分がこれまでやったことなかったキャラクターもやれるので、コスプレの幅が広がりましたしメイクスキルも上がったと思います。
例えば、肌の色が褐色のキャラクターだったら肌の色を濃くしすぎると白目が浮いちゃう心配もあるのですが、公式キャラクターなので失敗できないので研究を重ねた結果、今ではその絶妙な褐色具合も自分で表現できるようになったことは成長に繋がったと思います。
無くてはならないので、やめられないものだと思います!
コスプレをやめてしまうとバランスが取れなくなってしまう気がします。コスプレを通じて出会った人も多いですし、コスプレをしていなければ様々な場所に行けなかったと思いますしきっと人生もこんなに楽しくなかった気がするので、コスプレがないことは考えられないと思います。
まとめ
前編ではコスプレを始めたきっかけ~12カンパニーに所属したことで変わったことなどお聞きしました。
後編では、前編の最後に触れたコスプレの幅が広がったことの延長で、コスプレに対する考え方や撮影時の表情の作り方などを詳細にお聞きしました。
また年末の風物詩であるコミケ(冬コミ)が今年はエアコミケとしてオンライン開催されますが、そこで出品する写真集とROMの件もお聞きしましたのでお楽しみに。
ギャラリー
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