鬼滅撮影にも役立つ!刀剣を持ったコスプレ写真で動きのあるポーズを決めるコツお教えします!

コスプレのポーズで困るのが、普段日常生活では絶対にやらないポーズ。
特に、刀剣の持ち方・構え方なんて、やったことが無ければ分からないですよね…。
『鬼滅の刃』も流行っていますし、刀剣を構えて撮影したいことも多いかもしれません。
もちろん、衣装を着てメイクをバッチリきめていれば、刀を持って姿勢良くカメラに向かうだけでもかなりサマになります!
ですが、せっかく刀を持っているのだから躍動感や迫力のあるポーズもしてみたいですよね。
そこで、この記事では立ち絵を卒業!をテーマに、刀剣を持ったかっこいいポーズのキメ方のコツをご紹介していきます!

基本の構え・刀の持ち方

まずは刀の持ち方から。
刃を下にして体の前に刀を置き、柄の鍔に近い位置を上から右手で握ります。
左手は柄の下の方を、右手と同じように上から握ります。
イメージ的には、左手の方を小指・薬指・中指で強めに握り、右手は添えるだけ。
これが両手での刀の持ち方です。

でも、コスプレなのでカッコよく見えることが第一!
基本は頭に入れておくだけで、色々アレンジしてOKだと思います。
片手だけで持ってもいいですし、添えているだけの右手を少し開いてみたりしてもカッコいいです!

STEP1:立ちポーズでは胴体のひねりや腕を伸ばすことを意識

まずはカメラか鏡に向かって、真っ直ぐ立って刀を片手に持ち、正面を真っ直ぐ見るポーズをしてみてください。
小道具の効果でそれだけでも十分かっこいいですが、どちらかと言うと「静」の写真が撮れます。

ここから、まず左右どちらでもいいので刀を斜めに傾けながら、腕を伸ばします
そして、刀を持っている手とは反対側の肩を引いて胴体をひねり、半身になります
その際、刀を持っている側の肩を少し落としてみるのも良いでしょう。
更にグッとカメラを睨み上げるようなイメージで顎を引いてみてください。
いかがでしょうか? ただ正面を向いて立っているポーズよりも、ぐっと動きや迫力が出たと思います。

一番のポイントは胴体のひねり
半身になると動きが出ます
ただ正面を向いて写ると野暮ったい印象になってしまうのに対し、半身になって細身に写ることで鋭くクールな剣士の印象を演出できます。
もちろん、筋肉隆々で豪快なキャラクターの場合は真正面向きでドーン!と写るのも良いでしょう!
コスプレするキャラに合わせて適宜アレンジしてみてくださいね。

STEP2:戦闘シーンをイメージした構えでは奥行きを出して迫力を演出

<写真:桃田むう︎︎>せっかく刀を持っているので、戦闘をイメージした写真も撮ってみましょう!

敵に向かって刀を構えるポーズでは、奥行きを意識すると迫力が出ます。
上からでも下からでもいいので、刀を構えます。
その時に、切っ先をカメラのレンズに向かって近付けて構えてみましょう。
そして、カメラのピントを顔に合わせてもらうと刀の切っ先がボケてレンズの近くにある刀が大きく見え奥行きが表現された迫力のある写真になります!

また、全身を撮る場合は足にも気を使いましょう。
重心低めを意識してアキレス腱のストレッチのイメージで(笑)足を大きく開きます。
開きすぎかも?と思うくらい開いて大丈夫です!
前の足の爪先は正面、後ろの足は爪先を外側に向けて膝を伸ばすとかっこいいですね。
しっかり足を作って刀を構えると、全身のポーズもかっこよく決まります。

豆知識:刀剣ポーズのおすすめ参考資料

コスプレだから、作品のイラストを参考にするのが一番! という考え方も正しいです。
が!イラストを参考にする時、特にアクションなどの動きのあるイラストは、デフォルメしてあって実際に人間が取ろうとするとできないポーズで描かれている場合も多々あるのです…!
ですので、刀を持ったポーズをはじめ、アクション系のポーズの参考資料としてオススメなのが、実写のポーズ集です!

本来は絵を描く人向けの本ですが、色々なポーズが載っているのでコスプレのポーズの参考にも十分使えます。
色々な種類のポーズ集が出ているので、調べてみてくださいね!

豆知識:刀の構え方のワークショップも!

浅草橋にあるスタジオSeek Alphaさんという写真スタジオでは、刀剣ポージング講習会http://seekalpha.jp/event.html)が不定期に開催されています!
日本殺陣道協会の公式講習会ということで非常に本格的です。
「太刀/脇差/短刀/薙刀等々幅広く対応」とカテゴリーがあって、使う刀によって異なる構えを専門的に教えてもらえるようです。
時代劇や舞台などで魅せる殺陣もまた、コスプレ同様「如何にカッコよく見せるか」に特化した構え方なので知りたいことを教えてくれるはず!
こうしたワークショップに参加して練習してみると、自分だけで研究するよりも更に一歩進化できるかもしれません。

まとめ

動きがある刀剣の構え方のコツは、ひねりと奥行き!
更に、本やワークショップで研究を重ねるのもひとつの手です。
カッコいいポージングで、一段階上の周りとは一味違うコスプレ写真を撮影してみてくださいね!

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