初心者さんからベテランレイヤーさんまで、コスプレをしていると色々な“あるある”を体験します。
コスプレイヤー仲間と話していると、同じような体験や悩みを共有できて、嬉しかったり笑えたりしますよね。
今回は、記事でもコスプレイヤーあるあるについてまとめてみました。
うなずきながら、「そうそう!」と思いながら見て楽しんでもらえたらなと思います!
レイヤーのいる床の間あるある🙏✨ pic.twitter.com/Rvp1V1ejr9
— 鷹村アオイ (@aoi_takamura) May 11, 2020
- 1 あるある1:写真を見て気付く、毎回似てしまうポージング
- 2 あるある2:忘れ物&素晴らしい「あるよ!」レイヤーさん
- 3 あるある3:物が増える&部屋が圧迫される
- 4 あるある4:金銭感覚が変わっていく
- 5 あるある5:自分の世界が広がる
- 6 あるある6:コスプレ関係で会う異性は普段の異性と違って見えることも
- 7 あるある7:マナーが良くなる
- 8 あるある8:人間関係で落ち込む時期がある
- 9 あるある9:普段のメイクが濃くなりがち
- 10 あるある10:写真の加工が上手くなりすぎて、普通に撮った写真にビビる
- 11 あるある11:熱中症・防寒対策が完璧
- 12 あるある12:普段の生活でレイヤーさんを見抜けるようになる
- 13 まとめ
あるある1:写真を見て気付く、毎回似てしまうポージング
せっかくキャラクターに合わせて衣装を用意して、再現するべく工夫に工夫を重ねてコスプレメイクをしたのに…。
キャラクターごとに表情も仕草も違うはずなのに…。
写真を見返してみれば、なぜか毎回同じようなポージングになってしまっていて、キャラの個性を固定ポージングが上回って消してしまっている…なんてことありますよね。
こんな悲しいあるあるは、出来るなら避けたいところ。
解決策は事前に作品を見て、理想のシーンや表情を実際に鏡の前でポージングして練習する!ということに尽きると思います。
コスプレする作品はもちろん好きなので、キャラや作品についてはよくよく知っているのですが、いざ静止画で再現しようとするとなかなか難しいものです。
練習すればするほど、自分の中のイメージがしっかりと固定されていきます。
そしてイメージが固まるとカメラマンさんにも「こういう風に撮ってもらえますか?」と具体的にお願いできるので、構図もよくなっていき、仕上がりが作品ごと・キャラクターごとに全く変えることが出来ます。
ポージングについては「ポージングで失敗しない為に意識した方がいい3つのコツ!」「刀剣を持って動きのあるポーズを決めるコツ」でも紹介してるので、参考にしてみてください!
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あるある2:忘れ物&素晴らしい「あるよ!」レイヤーさん
イベントも何回も行くと慣れてきて忘れ物なんてないはず、なのに…。
なぜか足りないものが出てきて、当日ヒヤヒヤさせられる忘れ物。
リストを作ったはずなのに入れ忘れていたり、急に小道具が壊れて補修したかったり、コスプレイヤーとして試されているのでは!?と思う程なにか足りないものが出てきてしまいます…。
そしてこのコスプレイヤーあるあると共にセットの“あるある”が、「私〇〇あるよ、使う?」と声を掛けてくれる、神のようなレイヤーさん!
安全ピンやアラビックなどだけでなく、思わず「え!?持ってるの??」と聞き直してしまいたくなるほど突飛なものまで持ってるレイヤーさんがいらっしゃいます。
そんな方が困っていると優しく声を掛けてくれて、颯爽とピンチを救ってくれるのです。
あなた様のトランクは四次元ポケットなのですか?忘れ物なんてしたことないの??と感激のあまり聞きたくなってしまいますよね。
あるある3:物が増える&部屋が圧迫される
ウィッグ・衣装・靴・小道具・長物…とどんどん物が増えていきます。
メイク用品も、あれ?プロのメイクさん目指してたっけ?という程増えていきます。
カラコンなんて、目が2つしかない人間では使い切れない程にどんどん増えていってしまいます…。
髪も衣装もメイクも目の色もキャラクターによって様々なので仕方はないのです…。
沢山の素敵なキャラクターの姿を借りて、体現して楽しませてもらっているので仕方はないのです……。
ただ、どんなに収納を工夫しようが、断捨離しようが追いつかないくらい荷物は増えていき、都内一人暮らしの場合など、寝るスペースだけしか確保できなくなって、友達一人ですらも呼べなくなるのです。
最終的にはコスプレアイテムが減らせないので、その他の普段使いの服を捨てたり、思い出の品まで捨てたりすることもあるのです…。
あるある4:金銭感覚が変わっていく
コスプレ初心者の時に高いと感じていたウィッグや衣装なども、慣れて相場や値段による質などを知れば知るほど、この質だと高くないなとなっていきます。
逆に普段使いのトップスに5,000円出すなんてありえない。コスプレの靴は山程持っているけど普段使いの靴はシーズンごとに1足で十分、など普段使いのものにかける金額はどんどん減っていきますよね。
オタク道としては正しい進化な気もしますが、ふと考えてみると自分でも可笑しくなってしまうことがあります。
レイヤーあるある pic.twitter.com/PJCh2Ui3Jr
— Kaori♡/空前絶後の前髪が似合わない女 (@Kaori_Gaia) January 30, 2020
あるある5:自分の世界が広がる
コスプレを始めたからこそ生まれる交友関係があります。
コスプレ友達にカメラマンさん、実際に会ったレイヤーさんに対して「なんて素敵な人!」と思い推しが増えたりもします。
コスプレ関連の中でも、一緒にイベントや撮影を楽しむ友達に加え、Twitter上だけの知り合い、活動によって造形仲間や衣装製作仲間と広がることも。
コスプレ以外の友達とコスプレ友達は混ざる部分があるものの、別の部分もあるもの。
あまりコスプレの話しを普通の友達としない人は、自分の属するコミュニティが全く混ざらない人もいますね。
コスプレを始める前は、家族・友達・仕事仲間くらいだったコミュニティが一気に広がります。
あるある6:コスプレ関係で会う異性は普段の異性と違って見えることも
コスプレカップルもいるので、レイヤーさん全員に当てはまる“あるある”ではありませんが、コスプレ関係で会う異性は普通の異性とまた違って見えるようになることもあります。
様々なカメラマンさんに出会い、カメラマンさんは“理解のあるカメラマンさん”、“仲良しのカメラマンさん”、“距離を撮るべきカメラマンさん”のどれかに見える。
また異性のレイヤーさんは“尊敬する存在”や“推し”・“コスプレ仲間”になり、イベントで会うその他の異性の人もまた“応援してくれる素晴らしい存在”に見えるようになるなど、コスプレ関係以外で出会う異性とは少し違った感覚を覚えるようになることがあります。
コスプレイヤーになると、良くも悪くも多くの人の目に触れるようになるので、こうなる人はある意味きちんと自衛出来ている人であるとも言えるので、いいことだと思います。
あるある7:マナーが良くなる
きちんとコスプレ活動している人であればあるほど強く出る“あるある”ですが、とてもマナーや倫理を守るようになります。
元々サブカルだったコスプレがこれだけ社会的に認知される文化にまでなる過程で、沢山の学級会のようなものが開かれ、イベントやロケでのマナーや振る舞いについて議論され、一般の人の理解を得られるように進化してきました。
先人のコスプレイヤーさん達が作ってきたマナーは、最近始めた初心者レイヤーさんにも間違えていたら注意されることで、自然と伝わるようになってきていると思います。
コスプレを初めてから真剣に向き合うようになればなるほど、普段の生活でも問題意識を持てるようになったというレイヤーさんも多いのではないでしょうか。
今後もよりマナーや倫理観が高められていくと思いますが、とても素敵なことです。
ただし、自分と違った価値観も認められるように努め、いき過ぎないようにする必要はありますね。
これに限るでしょ#コスプレあるある pic.twitter.com/v1a94O5z3V
— シーク☪︎ (@shicc1222) June 19, 2018
あるある8:人間関係で落ち込む時期がある
逆に意識が高い人が多すぎて、価値観の合わない人と出会った時に上手く距離がとれず、楽しいはずのコスプレの人間関係でひどく悩む…という時期が初心者さんの時にはあるあるではないでしょうか。
続けるうちに同じような価値観の気が合う人が自然と嗅ぎ分けられるようになるし、合わない人とは上手に距離が取れるようになるのですが、始めのうちは訳が分からなくなるほど翻弄されて、悩み落ち込んでしまうことも。
あるあるなので、そんな時は「いい勉強になった」と気持ちを切り替えて、上手くコスプレディスタンスを取ってみましょう!
コスプレは最高の趣味!人に迷惑さえ掛けなければ楽しんでなんぼ!いざとなったら一人でもコスプレは楽しめる!という風に考えられるようになると、心から楽しめるようになりますよ!
そのうち音信不通くらいでは驚かなくなって、コスプレ関係以外の人から“結構ドライな人”なんて思われることも出てくるようになります。笑
あるある9:普段のメイクが濃くなりがち
コスプレを始めるとメイクの腕がメキメキ上がっていきます。
当然普段のメイクも上手くなっていくのですが、初心者を少し越えた頃、ふと普段のメイクが周りに比べて濃い!?と気付くこともあります。
アイシャドウやアイラインは抑えられていても、ついつい鼻筋と通しすぎていたり、ついつい目が寂しく見えてつけまつげをバサバサにつけてしまったりしてしまう時期があったりします。
この時期を越えて上手く加減出来るようになると、本当に普段メイクが上手になるのでとても役立つ技術なのですが、一瞬濃くしすぎてしまう時期があるのはコスプレイヤーあるあるでしょう。
あるある10:写真の加工が上手くなりすぎて、普通に撮った写真にビビる
私は親が撮った家族写真を見て「あたしこんな顔だっけ?」と驚きました。笑
自分の顔は鏡で見るか画像や映像でしか見ることが出来ないので、加工済みの画像のイメージが多く目に入ってくるとそれが普通に感じてくることないですか!?
コスプレ関係ない友だちと撮った写真を加工して送ってあげた時に、上手すぎると褒められ、加工の仕方を聞かれることも。
写真の加工だけではなく、コスプレしていると色々なちょっとした技術が身についていき、レイヤーさんの間では普通のことでも驚かれることが増えてくるのも“あるある”ですね。
あるある11:熱中症・防寒対策が完璧
コスプレ関係ない友だちと雪国に旅行に行った時に、あまりの準備の良さに驚かれたことがあります。笑
真冬に真夏のような衣装で屋外イベントに参加したことのあるコスプレイヤーは防寒対策に長けているのです!
冬服を着て雪国へ旅行するなんて、大変でも何でもないと思ってしまいますよね。
そして軽装な友達を心配して、手を温めるカイロや靴用カイロなんかをあげるとビックリして有難がられるのです。笑
あるある12:普段の生活でレイヤーさんを見抜けるようになる
電車の中でキャリーを持っている人を見かけると、「〇〇駅にスタジオがあるから、きっとあの人降りるな」と思い、予想が当たると「いい作品撮れるといいね」と心の中で応援してしまうことありませんか!?
その他にもイベント後に行ったファミレス、ユザワヤや布屋さんなんかでも、ふと聞こえてきた会話や見た感じなどで「レイヤーさんだ!」と見分けられることが増えていきます。
なんだかホッコリしたり、心の中で応援することも多く面白いですよね。
まとめ
コスプレイヤーさんあるある、いかがでしたか?
改めてまとめてみると面白いなと思ってしまいました。笑
今回あげたもの以外にも、推しキャラの名字に反応してしまう・普段使いの服の直しが出来る・PCとカメラに詳しくなる・和服の着付けが出来る・100均滞在時間が長い…などなどありますね。
Twitterの#コスプレあるあるも見てみると、あるある!と思ってニヤニヤしてしまいます。
みんなでコスプレ楽しんで、コスプレイヤーあるあるを共有しましょう!
コスプレイヤーのみなさん、事務所には所属していますか?興味はありますか?もしくは所属している事務所に満足していますか?近年コスプレを仕事にする人も増加し、それに正比例してコスプレイヤーの事務所も次々と開設され増加してきました。事務所[…]